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野毛的 横浜文芸復興
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 解放出版社/ |
発売年月日 | 1997/02/15 |
JAN | 9784759251180 |
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野毛的
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神戸に住むフレディーは演歌+ソウル→エンソウルを唄う。最初に思ったのは何故YOKOHAMAから、こういう人が出なかったのかということ。特に故平岡正明の『野毛的』を読み掛けだから、余計そう思う。 平岡正明の本はタイトル通り、YOKOHAMAを野毛を軸にして見ている。僕は長者町生な...
神戸に住むフレディーは演歌+ソウル→エンソウルを唄う。最初に思ったのは何故YOKOHAMAから、こういう人が出なかったのかということ。特に故平岡正明の『野毛的』を読み掛けだから、余計そう思う。 平岡正明の本はタイトル通り、YOKOHAMAを野毛を軸にして見ている。僕は長者町生なので中村川と大岡川の間がYOKOHAMAになる。中村川の先には山手があり、寿町を含め見下ろされている感じだ。ある意味、黒澤明の『天国と地獄』は60sも有効だった。 平岡がどれだけYOKOHAMAについて書こうと横濱になるように思う。江戸時代から続く歴史が野毛にはあるからだ。平岡は実際に東海道五十三次の宿場町保土ヶ谷に住んでいた。なるほど確かに彼ならば江戸を感じ取るかも知れない。少なくとも睥睨する山手、アメリカを意識しないだろう。 街について考えるとき先ずポイントになるのは、自分の立ち位置と対立するもの存在だと思う。そして、その境界線に何を置くか、だ。不夜城の福富町を野毛から見るのと、松影町から見るのとでは違う。少なくとも帰り道の気分は全然違う。 …と記してから、何も街に限らないことに気付いた。
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