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セックス・イン・アメリカ はじめての実態調査
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 1996/02/24 |
JAN | 9784140802458 |
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セックス・イン・アメリカ
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セックス・イン・アメリカ
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
1996年発刊の一般のアメリカ人(1,000人以上)への ヒアリングに基づいてまとめられたセックスに関する 調査報告書。 ”平均的な一般のアメリカ人”のセックス感を捉えるよう 著者がまとめたデータが豊富である。 データを見ると、なかなか発見があるため、面白い。 アメリカ人が対...
1996年発刊の一般のアメリカ人(1,000人以上)への ヒアリングに基づいてまとめられたセックスに関する 調査報告書。 ”平均的な一般のアメリカ人”のセックス感を捉えるよう 著者がまとめたデータが豊富である。 データを見ると、なかなか発見があるため、面白い。 アメリカ人が対象であるため、日本人とは、文化的な違い による差異もあるかと思うが、参考になる。 以下、気になったトピック ・各世代ごとの20歳のときの未経験の割合(男女とも) 1933-42年生まれ 1.0% 1943-52年生まれ 1.7% 1953-62年生まれ 6.0% 1963-72年生まれ 8.3% →えっ?!、昔は結構、10歳代でクリアしてたのかぁ! ・過去1年間にパートナーが5人以上いた者の比率 白人 3% 黒人 6% →以外に少ない!(失礼) ・現在の生活に満足している比率が最も高いのは、妻帯者。 満足している人は、おおむね、性生活にも満足している。 現在の生活に不満をかかえている人は、性生活に不満を かかえている傾向にある。 →まぁ、当たり前か。でもアンケート結果から改めて 説明されると、説得力がある。 ・見えてきた実態は、一般的なイメージとはまったく相容れない。 アメリカ人は、意外なほど、セックスをしていないのだ。 しかし、毎回オーガズムに達していないとしても、セックスを楽しんでいるという者は、多い。 セックスをもっと頻繁に行い、かつ、それをいちばん楽しんでいるのは、既婚者たちである。 →そうなんだぁ。既婚者が一番セックスしているのかぁ。 当たり前すぎだが、ほっとする結果ですね! ・アメリカでもっともセックスをしている人々(妻帯者)は、 マスターベーションをしている比率でも最高であった。 過去、1年間にマスターベーションをしたことがある者は、 男性で85%、女性で45%であった。 また、オーラルセックスの経験率が高いグループは、 マスターベーションをしている比率が最高である。 こうしたデータから、マスターベーションは、セックスの面で 恵まれない人々の代償行為ではなく、ほかの性行動をたがいに誘発しあう行為である。 よくセックスをする者ほど、よりセックスについて考え、よくマスターベーションする。 →なんか、マスターベーションの負のイメージが払拭されるな。 でも、男性で、10人に1人程度は、まったくマスターベーションしないのだな。 女性でマスターベーションしない人も、半数以上ということか。 ・アメリカ人女性の6人に1人が、これまで何らかの感染症にかかっている →すご!こりゃぁ、コンドームが普通になるわな。 ・エイズは、都市部に集中している。
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※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカの性に関する調査の報告書である。1996年発行だからもう古い報告書となる。だが、今のアメリカも当時とそう変化していないと思う。1960年代に性革命があった。革命前と後とでは劇的な変化があったが、革命後の変化は少ないとぼくは思う。 後書きで訳者が言っている。 「アメリカ人の性行動の真実」はその実、まことに保守的で凡庸なものでる。(略)その神話(アメリカ性革命)のおかげで、大多数のアメリカ人が、隣人はもっと豊かな性生活を送っているのではないかと、潜在的な欲求不満に陥り、自分の性生活を平均より不活発だと恥じるようになる「性に憑かれた」社会。 これは今の日本の社会でもある。男性週刊誌の性特集を見ると、まったく「性に憑かれた社会」だ。
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まともな研究に見える。「みんなそんなしてないので大丈夫ですよ」みたいな感じ。 NHKの調査もこれくらい気合入れてやりゃよかったのにね。
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