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続・長谷川龍生詩集(続) 現代詩文庫136
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思潮社/ |
発売年月日 | 1996/03/01 |
JAN | 9784783709053 |
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続・長谷川龍生詩集(続)
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p10 言語は 人から離陸し 気ままな独り旅をはじめ 逆に、飢えの心をしばる。 p17 ぼくは、目的の地図をもっている人間に めまいと、無限の悲しみをおぼえ 後進国の絶望から這いあがるように訪ねた。 p20 やがて、憎むべき官僚どもは 話しつかれて コピイを始末して帰るだろう...
p10 言語は 人から離陸し 気ままな独り旅をはじめ 逆に、飢えの心をしばる。 p17 ぼくは、目的の地図をもっている人間に めまいと、無限の悲しみをおぼえ 後進国の絶望から這いあがるように訪ねた。 p20 やがて、憎むべき官僚どもは 話しつかれて コピイを始末して帰るだろう。 かれらの意志と意志とがかよいあうのは もう病気の話しかない。 p35 女の子の心なんて おたがいに 一寸さきは 白い闇だ p51 ぼくはあなたと ときどき話をしていますが べつな 人間で在ることを主張しているのです それが判れば 殺意は おこらないのです p61 他者から恥をかかされたとき 人間いつから虚構の誇りにまみれてしまったかをおもい p65 ――人の一生は欺瞞と失望、すべてがそらごと、あてにはならぬ、輪形の花火やパントマイム遊びはいはずもがな、子供会の御褒美から文学賞にいたるまで、いや、博士号だろうが、大臣連の勲章だろうが、当節ありと・・・ p66 ああ それからもの書きのわかる心やさしい恋人 それでいて貧乏に耐える人 そんな人と暮らせたら 一篇でもいい詩がものにできるだろう
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