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数寄屋の美学 待庵から金属の茶室へ
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数寄屋の美学 待庵から金属の茶室へ

出江寛(著者)

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数寄屋の美学 待庵から金属の茶室へ

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鹿島出版会
発売年月日 1996/11/10
JAN 9784306043466

数寄屋の美学

¥990

商品レビュー

3

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2015/03/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

数寄屋の本を買った割に。 尾形光琳の紅梅白梅図と金閣の解説が一番面白かったんだったりもするけど(笑)。 なんか、読み終わってしばらくしてから、良く考えたらこんなに微妙でとらえどころのないものをよくここまで滔々と語った・解説したなぁと思って、やっぱり、経験者ならではかなぁとちょっとすごいかもと思ってしまった。 結局はこれが根本なのであろうと思いつつも、ものすごく体系化されてるとかものすごくマニアックな精神論・哲学論を語ってるとか、そういう物ではないので、ちょっぴり思い描いていたものとは違ったけど、まぁ読んでよかったよ。 キーワードは わび・さび、幽玄、二元対比、真・行・草、「セヌトコロガオモシロキ」、「師ト西ヲ東ト違ヘテスルナリ、茶ヲ若クスルナリ」、「氷ばかりは艶なるはなし」、俗語を用いて俗を離れるを尚ぶとす。俗の本質の面白さを保ちながら、俗の品の悪さは混ぜ込まない。かな。 思ったより、作者が、現代的建築の方へ入り込んでいる人だったので意外だった。 でも、「今」の茶室を作るなら、まぁそういうことですよねー。

Posted by ブクログ

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