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アニマル・セラピーとは何か NHKブックス784
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アニマル・セラピーとは何か NHKブックス784

横山章光(著者)

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アニマル・セラピーとは何か NHKブックス784

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 1996/12/21
JAN 9784140017845

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2012/01/13

アニマルセラピーについて知りたかったので、大学の図書館で借りました。 15年も前の本ですが、アニマルセラピーの可能性、またその実践についての考察が素人にもわかりやすく書かれていました。 またアニマルセラピーを行う中で重要な、現代におけるヒトと動物の関係についても詳しく書かれてい...

アニマルセラピーについて知りたかったので、大学の図書館で借りました。 15年も前の本ですが、アニマルセラピーの可能性、またその実践についての考察が素人にもわかりやすく書かれていました。 またアニマルセラピーを行う中で重要な、現代におけるヒトと動物の関係についても詳しく書かれています。また、ペットの死について書かれた章では身近なヒト、動物の「死」に面したことのない僕にとって、学ぶところが多かったです。 とにもかくにも獣医学生としてこれから動物や社会とどうかかわり、貢献していけるかをさらに考え、勉強しなくちゃならないなと思いました。

Posted by ブクログ

2011/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アニマルセラピーとは、動物とともにいる時間をつくることで、人の心をリラックスさせるセラピーのこと。 さらにこの本では、なぜ動物とともに暮らすことで心が穏やかになる傾向があるのか、という疑問に深く踏み込み、人間と動物の関わりの歴史を確認していく。逆に、動物の側の気持ちにも踏み込んでみたりするなど。ときには書物を引用し、ときには実験で確認しながら。 こういう、理系と文系が交錯しているというか、分析的な見方と文学的な見方が交錯している本は好きです。 以下は気になった部分をピンポイントで拾います。 よく私は、動物と人間がどういうときに心が通じ合えて、どういうときに抑圧になるのか、みたいなことが気になるのでそのあたりを。 今のところ印象に残ったのは、 ・動物の行動を美談としてとらえることがあるが、人間の側の基準で動物の行動の動機を判断することはできない。例えば、一羽の白鳥がある日湖が凍って氷の中に閉じ込められて動けなくなってしまうが、50羽程の鴨が白鳥を見つけてやってきて、氷を割り白鳥を助ける。しかし、氷から出た白鳥は鴨をすぐに追い払ってしまう。もしこれを「鴨による思いやりの行為」とすると、結果として白鳥に感謝もされない訳で、そんな報われない行為をすることは不自然なことになる。だからこれは、単に鴨が「普通じゃない事態」に好奇心を持って行動しただけじゃないか、ととるのが動物工学的には自然である。 そしてそれと連関して、イルカが病人に会うと病人に近付いてくるという逸話があるのだが、それは「イルカに思いやりがあるから」というよりは、「イルカが普通じゃないその人の状態」に好奇心を持ったからではないか、と言っている。(p87~ ・「動物」とひとくくりにしてしまいがちだが、人間の生活と直接関わってきた歴史の長い犬、猫、馬は、他の動物よりも、人間に慣れやすい傾向がある。他の動物は人間と長時間いるとストレスがたまるが、特に犬は、人間といることでよりリラックスできることもある。(p109~ ・長年イルカ・セラピーの研究をしていたある研究者は、イルカは犬や猫と違って人間とそれほど近い関係を築いてきた歴史がないことなどから、途中からイルカを飼うことに反対した。それは、「好きで大切だと思うから」こそ距離を置いたと言える、と著者は言っている。(p110 ・徳川綱吉の「生類憐みの令」について。著者は、綱吉が「動物や子ども、病人などを粗雑に扱うことは、結局すべてに対する感覚を粗暴にし、それは国の安定にまで影響する」と考えたのではないかと考える。ゆえに、人間本位で動物の負担を考えないセラピーは、結局セラピー自体をも否定することになりかねない、というところにいきつく。(p113 ・大森貝塚の発見などで有名なエドワード・モースは、進化論が日本で簡単に受け入れらた事に驚く。→進化論は、仏教の輪廻転生と矛盾しないから。人間と動物を断絶するキリスト教との大きな違いの一つ。(p120 ・欧米人は動物とイデオロギー的に関係を作ろうとするが、日本人は可愛がる。その感覚は少し違うものなのかもしれない、と。前者は権威的なしつけ(=管理)をするが、後者は、権威的であることにあまりいいイメージを抱かない。(p122 ・人の目をのぞき込むような「媚び」がないのに、人のひざの上で丸くなるような、全体重を任せるような行動をとる、猫の振舞い。(p185 ・サル…知能が高くて単純作業に飽きるので、セラピーに向かない。(p191 後半あたり、「ザ・コーヴ」で明るみに出た動物に対する価値観の違いにつながっていると思った。動物に対してイデオロギー的な関係を考えるんだなー。 そもそも、「セラピー」の考え方自体が日本の考え方ではないから、この本の内容自体あまり「日本的」な存在ではない訳だが、自分はこう動物を割りきって観察できないなと思う。飼ってなくても一緒にいたら情が移りそうで…

Posted by ブクログ

2004/10/09

動物とのふれあいが何をもたらすのか。アニマルセラピーの入門書。 精神科医でもある横山章光氏が、実践的な活動を通してアニマルセラピーの効果を解説。 今、アニマルセラピーという言葉は、非常に氾濫しています。 多くのシンポジウムや学会・講演で横山先生の姿を見かけます。 正しい知識をもち...

動物とのふれあいが何をもたらすのか。アニマルセラピーの入門書。 精神科医でもある横山章光氏が、実践的な活動を通してアニマルセラピーの効果を解説。 今、アニマルセラピーという言葉は、非常に氾濫しています。 多くのシンポジウムや学会・講演で横山先生の姿を見かけます。 正しい知識をもち、効果を鵜呑みにしない切り口に引きつけられ考えさせら れます。ペットブームの今、動物とのかかわりについて知識を得たいものです。 ’96発行と少し古くなってきたが多くの人に読んでいただきたい本です。

Posted by ブクログ

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