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パパは専業主夫 子どもの文学 青い海シリーズ4
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 童話館出版/ |
発売年月日 | 1996/07/05 |
JAN | 9784924938595 |
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パパは専業主夫
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
ある機関紙にこの本の内容の女性軽視感がとても残念であり、気分を非常に害したとの投稿が寄せられていた事を思い出す。読み手の年齢層や育ってきた環境下によってそう受け止められるのは致し方ないと思う。男尊女卑の歴史があり男女平等、人間皆平等、均等、マイノリティへの関心や理解に至るまで時代...
ある機関紙にこの本の内容の女性軽視感がとても残念であり、気分を非常に害したとの投稿が寄せられていた事を思い出す。読み手の年齢層や育ってきた環境下によってそう受け止められるのは致し方ないと思う。男尊女卑の歴史があり男女平等、人間皆平等、均等、マイノリティへの関心や理解に至るまで時代が変化してきているのだから。私の子どもの頃はまだまだ男性は外で働き、女性は内を守るというのが色濃くあった時代。私自身も母親は家にいて「ただいま!」「お帰り!」の何気ない日常が嬉しかった。 いつの時代にもそれぞれの幸せのかたちや生活のスタイルがあるのだと思います。家族それぞれが持ち場、立場を考えるきっかけにこの本はなるのではないでしょうか。
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いつの話かと思ったら、80年代の均等法のあたりだった。 こんなにもイライラさせる旦那さんにはやきもきするけど、完璧が当たり前の当時の主婦のスペックの高さはいかばかりかと夢想する。 旦那の家事を手伝いたくなっちゃいますよ、よくわかります。 必要以上に誉めたりね。 なんで労働時間が...
いつの話かと思ったら、80年代の均等法のあたりだった。 こんなにもイライラさせる旦那さんにはやきもきするけど、完璧が当たり前の当時の主婦のスペックの高さはいかばかりかと夢想する。 旦那の家事を手伝いたくなっちゃいますよ、よくわかります。 必要以上に誉めたりね。 なんで労働時間が長いほうがより家事をしなくちゃならないのかしらね、うち。 暖かい雰囲気の家庭は主婦がいるから作られるのかもしれないけれど、それこそささえあってつくったっていいよねえ。
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子どものブッククラブの本。 下の子と読んだが、上の子の配本だったものだ。発行年は14年前だが、これは復刊であるらしい。本国ドイツで1987年に児童文学賞を受けたというから、それなりにロングセラーと言えるだろう。 タイトル通り、パパが専業主夫となることを選んだ一家の物語だが、もう...
子どものブッククラブの本。 下の子と読んだが、上の子の配本だったものだ。発行年は14年前だが、これは復刊であるらしい。本国ドイツで1987年に児童文学賞を受けたというから、それなりにロングセラーと言えるだろう。 タイトル通り、パパが専業主夫となることを選んだ一家の物語だが、もう一つの軸は物語の主人公である長女ネールの初恋物語である。 パパの主夫生活に関しては、ノンポリそうな夫婦がごくごく気楽に選んだ道のように描かれているところを見ると、ドイツの方が日本より縛られていない感じもする。だが一方で、ネールの友達のお父さんが働きたいという奥さんに対して「会社が破産していると思われると困るからやめろ」というのを読むと、非常に旧弊な感じもする(まあ20年以上前に書かれたものなのだし、少しさっ引いて考えた方がよいのかもしれないが)。 また、ネールの描かれ方については、好きな男の子にもらったガムを噛んだ後で机の裏に貼っておくなんて場面は非常に子どもっぽい感じがし、男の子の気を引くためにお母さんの香水をつけたりするなんてところは妙におませな感じ。 この辺のアンバランスな感じが、ドイツと日本の違いを反映しているのか、物語のキズなのか、ちょっと判断に迷うところはある。 だが、全体に「ものごとは夢物語のようにうまくは運ばない。でも明日は来るし、何とかなる」という、現実的で楽天的な、思い詰めすぎない明るさは、なかなか捨てがたい魅力であると思う。いろいろな子どもたちが生き生きと等身大に描かれているのもよい。 *弟の1人の名前が「グシ」なのだが、これって「グスタフ」の愛称なのかなぁ・・・? *下の子はネールの友達、カーチャが大嫌いだそうだ。でも、こういう子っているよなぁ・・・。 *ネールが好きになるオリヴァーが「ろくでなしである」という点では親子の意見が一致しました(^^;)。にきびのウルリッヒがきっと「いいひとだ」というところも。
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