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禁酒法 「酒のない社会」の実験 講談社現代新書
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禁酒法 「酒のない社会」の実験 講談社現代新書

岡本勝(著者)

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禁酒法 「酒のない社会」の実験 講談社現代新書

定価 ¥694

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1996/01/20
JAN 9784061492844

禁酒法

¥660

商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2026/03/04

 クトゥルフ神話を読んでいるうちに、この世界を生み出した作者の時代背景が気になっていた。SNSで『禁酒法』の本を見かけたこともあり、いっちょ読んでみるかと手を伸ばし先がこの本である。  本としては古い。1996年発行、さくっと30年前である。講談社現代新書って、そうそうこういうデ...

 クトゥルフ神話を読んでいるうちに、この世界を生み出した作者の時代背景が気になっていた。SNSで『禁酒法』の本を見かけたこともあり、いっちょ読んでみるかと手を伸ばし先がこの本である。  本としては古い。1996年発行、さくっと30年前である。講談社現代新書って、そうそうこういうデザインだった。などと懐かしさを覚えてしまった。  私の『禁酒法』についての知識は浅い。アル・カポネがなんか色々やってたんだよな『アンタッチャブル』の舞台だっけという、ごくごく浅いものである。よく国をあげての『実験』だった。という言い回しを聞く程度だ。そんな状態で読むと、軽く衝撃を受ける。  まず、禁酒法では製造・販売・運搬・輸出入が禁じられているが、購入・飲用・所有は禁じられていないというところである。このあたりは、薄ぼんやりとなんか聞いたことがあるわけだが、こうして書籍で文字になって書いてあると『なにコレ、なんかのトンチ?』頭に疑問符が飛びまくる。これを細かに解体したり、俯瞰してみたりすると……なるほど、第一次大戦中の禁欲の風潮が『飲み過ぎ』に警鐘を鳴らしていて、その背景にはさらに古き良き小規模的民主主義から、大都市化による民主主義へ移行するまでのアレコレがからんでいたわけだな。んでもって、そもそもとしてキリスト教圏でキリストの血であるワインについての扱いやら、新時代のアレコレがあったわけだ。  実験と評される禁酒法は、失敗との評価が高い。けれども、『失敗』とレッテルをはるのもまた違う面がある。酒による健康被害を抑えた部分はあるし、女性の進出にひと役買ってもいるようだ。  知ってはいてもよく知らなかった言葉を、あらためて学ぶことが出来てとても面白い本だった。  ふと思い立ち、『禁酒法』で資料を調べたところ、小説系の本が多く、この本のような形式のものは少なかった。新書では見当たらなくて、この本が最新(?)っぽい……(調べ方が下手くそな可能性アリ)

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2019/11/19

ビール→当時は液体のパン。薬剤。 食欲増進、ビタミンミネラル、利尿 禁酒法は人々が民主的に理性的な判断を下したが、結局酒という身体を直接的に刺激する快楽には抗えない、それくらいのことだと思っていたし、その面もあったが実際は利益を追い求めるための政治的な理由もあったんだなと知る。...

ビール→当時は液体のパン。薬剤。 食欲増進、ビタミンミネラル、利尿 禁酒法は人々が民主的に理性的な判断を下したが、結局酒という身体を直接的に刺激する快楽には抗えない、それくらいのことだと思っていたし、その面もあったが実際は利益を追い求めるための政治的な理由もあったんだなと知る。 人間って結局よくに抗えないよね、的なものを期待していたが禁酒法の成立から廃止までの史実をなぞるのがメイン。

Posted by ブクログ

2018/07/29

図書館で見かけて。ドライ派(禁酒推進)に傾き、ウェット派(禁酒反対)に揺り戻すダイナミックさがすごい。アメリカの社会情勢がしっかり描かれていて読みごたえがあった。「実験」は14年で終了したが、著者は失敗とは捉えておらずその理由に納得した。それは当初の目的を達したから。①政治と社会...

図書館で見かけて。ドライ派(禁酒推進)に傾き、ウェット派(禁酒反対)に揺り戻すダイナミックさがすごい。アメリカの社会情勢がしっかり描かれていて読みごたえがあった。「実験」は14年で終了したが、著者は失敗とは捉えておらずその理由に納得した。それは当初の目的を達したから。①政治と社会の浄化、②素面の生活信条。  まるで国家が自分の意思を持って荒療治を施し目的を達したからもうやめようと判断したように見えておもしろかった。

Posted by ブクログ

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