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BRITAIN AND THE BRITISH 101 Things to Know About The People and Customs of Britain
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BRITAIN AND THE BRITISH 101 Things to Know About The People and Customs of Britain

Anna Udagawa(著者)

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BRITAIN AND THE BRITISH 101 Things to Know About The People and Customs of Britain

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋販出版/洋販
発売年月日 1996/05/01
JAN 9784896847925

BRITAIN AND THE BRITISH

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2024/09/03

 「イギリスの人や習慣について知るための101のこと」ということで、特にイギリス人の日常生活、学生の生活、休日、家、食生活、衣服、スポーツから政治や軍隊まで、イギリスで生活しないと分からないようなことがまとめられている。高校生くらいで十分読める、英語の副読本。ただし、1996年時...

 「イギリスの人や習慣について知るための101のこと」ということで、特にイギリス人の日常生活、学生の生活、休日、家、食生活、衣服、スポーツから政治や軍隊まで、イギリスで生活しないと分からないようなことがまとめられている。高校生くらいで十分読める、英語の副読本。ただし、1996年時点での内容(!)なので、もはやどれくらい今有効な内容なのかは分からない。けど食生活とか伝統的な文化とか、歴史の話は別にそんなに変わることではないと思うので、たぶん役に立つ。と思って、今年(2024年)イギリスに行った時に、現地で読んだ。 色々実際に行った場所と関係ある内容が出てきたことが面白かった。バーミンガムに行って夕焼けの映る運河のほとりでビールを飲んだのが良い思い出だが、「運河は初め18世紀後半、鉄道が出来る前に石炭や石などの資材を運ぶために作られた」(p.5)とか、「最も良い野外博物館の一つはアイアンブリッジ峡谷博物館」(p.32)とか、コヴェント・ガーデンで大道芸を見たが、そういうstreet entertainersのことをbuskersと言う(p.43)とか。あと実際、インド料理とかイタリアンの店は田舎にもあったけど、「英国人で本当の英国料理とは何かを知っている、あるいは本当の興味がある人はほとんどいない。その理由の一つは、英国人はずっと旅行をたくさんしていたので、結果として様々な異なる食事や料理法を発見した。それらが英国に持ち帰られて、英国人の料理に加えられた。多くの英国人にとって、外国の食べ物を料理したり食べたりしたりすることが意味するのは、英国人は冒険好きだということだ。これが、英国料理に特化したレストランが英国には割と少ないことの1つの理由だ」(p.52)という記述が面白かった。あとは、確かに家には~ Houseとか~ Cottageとか家に名前がついているのも見て、これもp.23には書いてあった。  あとは色々思ったことのメモ。”Alternative Lifestyle”というページ(p.15)が面白かったが、gypsyとか使っていい言葉なのかなあ。あと、ヒッピーのlove and peaceも面白いけど、New Age Travellersというのが紹介されていて、Glastonburyというところにセンターがあるらしい。って今でもこういう人っているのかなあ。そこに書いてある家族のイラストも(子供も独特な格好をしている)面白い。「英国人はこういった人々は手当を国に要求するくせに、自分たちは社会に貢献していないという事実が嫌い」みたいな話は分かりやすい。音楽の話も色んなジャンルの話が載っているが、「この20年間、ポップとロックのスターによって、音楽産業は経済の重要な部分となった。ビートルズとローリングストーンズの成功で始まり、Genesis, Led Zeppelin, Pink Floyd, Wet Wet Wet, Take That, そしてエルトン・ジョン、フィル・コリンズらによって英国のポップとロックを世界中でポピュラーなものにした」(p.37)と書かれていて、フィル・コリンズってイギリス人なんだ、とか知った。あと知らないグループもあるので、聞かないと、と思ったり。でもここで出ているエルトン・ジョンやフィル・コリンズってもしかして今のエド・シーラン的な感じ?そこまでではないのか?とか考えた。お酒の話が個人的には最も興味深いけど、飲み物を混ぜて飲むということをよくやる、という話(p.45)で、スタウトと普通のビールを混ぜて”black and tan”とか、ビールとレモネードかジンジャー・ビールを混ぜて”shandy”とか。「このshandyとワインが、英国人の親がまず最初に子供に飲ませるもの」(p.45)らしい。あと高校英語で出てきそうであんまり出てこない(明らかに出てこなさそうな単語ではなく)けどよく使われる単語の一つにcommissionっていうのがあると思う。p.87に軍人がcommissionedかnon-commissionedか、というのが書かれているが、これは自衛隊で言えば幹部かどうか、みたいな違いなことだろうか。  ということで、初めにも書いてある通り、旅行ガイドに書いてない情報というものが書いてあるのが面白いし、英語の勉強にもなる。けどアメリカに比べれば身近でない分、多少なりともイギリスに興味があるとかイギリスに行くとか、そういうモチベーションがないと読みにくいし、まして普通の高校生が通読する本としては(そこまでイギリス人の生活について知らなくても、という感じがして)どうなんだろう、という感じはする。(24/08)

Posted by ブクログ

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