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朝日新聞血風録 文春文庫
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朝日新聞血風録 文春文庫

稲垣武(著者)

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朝日新聞血風録 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1996/06/10
JAN 9784167365035

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朝日新聞血風録

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2013/08/03

朝日新聞に勤めていた著者が、内部の人にしか分からない社内事情を中心にレポートしたもの。 報道機関といったところで、結局ただの一企業にすぎないということがよく分かります。 朝日新聞が偏った報道をすることに文句は言いませんが、中立なふりをしたり、正義面をされると反感を覚えます。 ま...

朝日新聞に勤めていた著者が、内部の人にしか分からない社内事情を中心にレポートしたもの。 報道機関といったところで、結局ただの一企業にすぎないということがよく分かります。 朝日新聞が偏った報道をすることに文句は言いませんが、中立なふりをしたり、正義面をされると反感を覚えます。 また、戦前、戦中の自社の行いに目をそむけ、同じようなことを繰り返すのは愚の骨頂かと。 そもそも、新聞というものに信頼を寄せたことはありませんが、このような会社が発行する新聞がクオリティーペーパーとして、学校などでも推進されていた(いまもされている?)のかと思うと、あきれるやらおそろしいやら……

Posted by ブクログ

2013/07/17

朝日新聞の記事の偉そうなところとか、何でそういう結論になるの?というところの内部事情がよく分かります。元朝日新聞記者だった著者は、新聞社という組織にジャーナリズム機関としての特殊性、使命感を求めていたようですが、結局は朝日新聞も普通の日本の組織・会社であったことが分かって失望した...

朝日新聞の記事の偉そうなところとか、何でそういう結論になるの?というところの内部事情がよく分かります。元朝日新聞記者だった著者は、新聞社という組織にジャーナリズム機関としての特殊性、使命感を求めていたようですが、結局は朝日新聞も普通の日本の組織・会社であったことが分かって失望したようです。朝日新聞がひどい、というより、日本の大きな会社とか組織って大なり小なりこんなもんなんでしょう。組織で出世するヒトは組織のために役立つヒトだろうし、上を見ながら働いて事を起こさないことが重要なんでしょう。最近の朝日新聞の論調はちょっと迷走している感じもするので、むしろ本書で書かれているようなはっきりとした左寄り、社会党的平和主義のような昔の論調の方が分かりやすかった気もする。

Posted by ブクログ

2012/05/16

著者が朝日新聞在籍当時からの記録。 朝日新聞の報道・ジャーナリズムに対する批判。 それを通して日本のジャーナリズムの欠点がみえてきます。 本書が1996年に発刊されたのですが、2012年現在の日本のジャーナリズムはどのようであるか、そこが知りたいですね。

Posted by ブクログ

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