
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1222-01-04
ベアト・アンジェリコの翼あるもの

定価 ¥2,090
1,815円 定価より275円(13%)おトク
獲得ポイント16P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/2(日)~3/7(金)

商品詳細
内容紹介 | 内容:覚え書き. ベアト・アンジェリコの翼あるもの. 合成された過去 三通の手紙. ドン・ペドロの愛. 薄闇からのメッセ-ジ. 以下の文章は偽りである。以上の文章は真である。. サン・ロマ-ノの合戦. 今はない或る物語の物語. 翻訳. 幸福な人たち. マカオの文書館. 最後の招待 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 1996/12/10 |
JAN | 9784791755103 |
- 書籍
- 書籍
ベアト・アンジェリコの翼あるもの
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ベアト・アンジェリコの翼あるもの
¥1,815
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
表題作はなかなか読ませる歴史フィクション。サン・マルコ美術館のフラ・アンジェリコ、ネットで検索すれば具体的に取り上げられているのがどの絵のことかすぐに分かり、理解が深まる。良く知られているアルコバサ修道院の墓にちなんだ「ドン・ペドロの愛」は伝聞ほぼそのままでひねりがほとんどないの...
表題作はなかなか読ませる歴史フィクション。サン・マルコ美術館のフラ・アンジェリコ、ネットで検索すれば具体的に取り上げられているのがどの絵のことかすぐに分かり、理解が深まる。良く知られているアルコバサ修道院の墓にちなんだ「ドン・ペドロの愛」は伝聞ほぼそのままでひねりがほとんどないのが意外。その他意味不明な人を食った短編がいくつかあり、無条件にタブッキ好きという訳ではない私には難解だった。
Posted by
今月の猫町課題図書がタブッキなので、関連で一冊。超短篇を含む11作品からなる短篇集。 書簡風の短篇が 2作と、絵画をテーマにしたものが 2+1/3作含まれている他は作品の間に相互の関連はない、ように思われる。もっとも、超短編と言えども必要最小限の仕掛けは読み解かないとまったく意...
今月の猫町課題図書がタブッキなので、関連で一冊。超短篇を含む11作品からなる短篇集。 書簡風の短篇が 2作と、絵画をテーマにしたものが 2+1/3作含まれている他は作品の間に相互の関連はない、ように思われる。もっとも、超短編と言えども必要最小限の仕掛けは読み解かないとまったく意味が通らない作品もあるので、タブッキ、やはり油断がならない。 お気に入りの一作は何と言っても表題作「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」。ぜひベアト・アンジェリコ(フラ・アンジェリコ)のフラスコ画『受胎告知』を眺めながら読みたい。次点はやや恐怖小説の気味を帯びる「マカオの文書館」。『インド夜想曲』に関する議論が往復書簡形式で描かれる「以下の文章は…」も興味深い。
Posted by
アントニオ・タブッキのどこに強く影響を受けたのか、といわれると難しいんですが、短編であるからこその力強い訴える力、信念に基づいた「普通の人」の描き方、それから日常をほんの少しだけ飛び出したファンタジー、というあたりじゃないでしょうか。「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」に出てくる...
アントニオ・タブッキのどこに強く影響を受けたのか、といわれると難しいんですが、短編であるからこその力強い訴える力、信念に基づいた「普通の人」の描き方、それから日常をほんの少しだけ飛び出したファンタジー、というあたりじゃないでしょうか。「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」に出てくる天使の姿はきっとだれも想像のしたことがないもので、それだけにすごく印象に残っています。物語は淡々としていて、強烈なものはないんですが。フラ・アンジェリコの絵画を見ているのと同じ、じんわり、とした気分になれる。
Posted by