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街道をゆく(37) 本郷界隈 朝日文芸文庫
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街道をゆく(37) 本郷界隈 朝日文芸文庫

司馬遼太郎(著者)

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街道をゆく(37) 本郷界隈 朝日文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 1996/07/01
JAN 9784022641120

街道をゆく(37)

¥330

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

司馬さんは、維新後に…

司馬さんは、維新後に文明の輸入と配信を行った東京大学を「配電版」と表現しています。その本拠は加賀百万石・前田家の屋敷でした。本郷ゆかりの夏目漱石を、日本の口語体の文章を創作したと高く評価しています。

文庫OFF

2023/03/27

東大の周りの地区の明治における役割位置付けから、明治日本を考えて行く。筆者は晩年だから、場所はあまり動かずに頭の中が動く。三四郎の広田先生が日本より頭の中のほうが広いと言ったのと、なにか似ている

Posted by ブクログ

2019/03/07

「明治になって西洋文化の「配電盤」としての機能を持った東京は地方に比べ一段上に上がり、現在の日本人の都鄙感覚になった」/本郷といえば東大構内(加賀藩前田家上屋敷あと)。医学部全面改装工事の折の、藩邸址の構造分析により藩主と下士の生活の格差など詳細な生活様式が明らかになった…/司馬...

「明治になって西洋文化の「配電盤」としての機能を持った東京は地方に比べ一段上に上がり、現在の日本人の都鄙感覚になった」/本郷といえば東大構内(加賀藩前田家上屋敷あと)。医学部全面改装工事の折の、藩邸址の構造分析により藩主と下士の生活の格差など詳細な生活様式が明らかになった…/司馬は『明治学』というような学会をひらいて古今東西に稀な近代化成功例を喧伝すべき、とする。善良な国民性だけでなく、無名だった井上馨の建言で首都を旧江戸=東京と定めた幸運/御雇い外国人モースは学歴貧弱だったが日本の考古学の祖となった。カネではない“不朽の名誉”は学者には不死の実現に等しい。人の一生は短く、御家は主君より大事、永続発展が目標の武家に似ている。 初出91年8月〜翌2月の週刊朝日連載。既に紫綬褒章を受章しており円熟期に入っている。

Posted by ブクログ

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