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教祖様 芹沢光治良文学館5
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教祖様 芹沢光治良文学館5

芹沢光治良(著者)

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教祖様 芹沢光治良文学館5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1996/06/10
JAN 9784106414251

教祖様

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2009/09/12

天理教の教祖中山みきの伝記(小説?)。 マホメットにしても、教祖様の宗教体験はほんとうに興味深い。天理教の創世記には心ひかれる。 本書より引用「この世はもともと泥海であったのだが、その時神様は人間というものを創って、人間の陽気ぐらしを見て楽しもうと考えた。泥海のなかに、微動する陽...

天理教の教祖中山みきの伝記(小説?)。 マホメットにしても、教祖様の宗教体験はほんとうに興味深い。天理教の創世記には心ひかれる。 本書より引用「この世はもともと泥海であったのだが、その時神様は人間というものを創って、人間の陽気ぐらしを見て楽しもうと考えた。泥海のなかに、微動する陽と陰とをひきよせて、神様の思慮をうちあけて、夫婦のひながたと定めた。(中略)産みおろした子供は、みな五分のものであったが、99年後に五寸にのびたが、みな死んでしまった。そこで神様は、また同じように苦心して、また同じいざなみのみことの胎内で同数(9億9万9999人)の子供を宿して産みおとして、再び五分から成人して、99年目に三寸五分になった時、又みな死んでしまった。その後、神様は幾度も同じ失敗をくりかえし、幾多の変遷をへて、今日のような人間にまで育ったが、一方、この世界もだんだん天と地と海と陸とが判然となって来た。神様が人間を創ろうと試みてから、今年(天保9年)までで、9億9万9999年かかったが、そのうち9億9万年は、水中に住んでいて、その後陸上生活をするようになったが、神様がその人間に6千年は知恵をしこみ、3999年は文字のしこみをした」 後書をみると、筆者は天理教信者のうちに生まれたが、「天理教の信者ではない」と冒頭にある。最後は「今日、これを一本にまとめて出版するのは(中略)、将来私は天理教について考えることも、再び『私の教祖様』を書くことも、もうないことが、自分にはっきりしたからである。のこり少ない生涯を、できるだけむだなくすごしたいと思うからだが、また、神や信仰というような問題に、興味をなくしたから、整理上一本にまとめたのにすぎない。34年春しるす」でおわっている。なんだ?このクールな感じは・・・。何があったんだろう。 天理教の創世記を調べて天理教の出版社から出ている「天理:心のまほろば・心の本2」(ISBNなし)も読んだがおもしろい!

Posted by ブクログ

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