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光と闇を越えて 失明についての一つの体験
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光と闇を越えて 失明についての一つの体験

ジョン・M.ハル(著者), 松川成夫(訳者)

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光と闇を越えて 失明についての一つの体験

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新教出版社/
発売年月日 1996/05/31
JAN 9784400624189

光と闇を越えて

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2014/05/18

視覚の世界に生きる私達が視覚を失うとどうなるのでしょう。 人やものの形は頭に浮かべることが出来るのでしょうか? 視覚を失うと、数年で心象は消えてなくなり、「ここ」「そこ」「向かい合う」とい概念や、愛する人がどんな顔だったかといったことも消えます。 視覚が消えることで、いままで視覚...

視覚の世界に生きる私達が視覚を失うとどうなるのでしょう。 人やものの形は頭に浮かべることが出来るのでしょうか? 視覚を失うと、数年で心象は消えてなくなり、「ここ」「そこ」「向かい合う」とい概念や、愛する人がどんな顔だったかといったことも消えます。 視覚が消えることで、いままで視覚によって成り立っていた秩序も消えてしまうからです。 これが完全な闇です。 しかし、視覚の機能が消えると新しい視覚に変わるものが芽生えます。 それは全身で見ることです。 例えば、雨はいろんなものに降り注ぎ、その音の違いでそれらが何か判るようになります。そして、空間的概念がない心の目でそれを見て取ります。 それは、自然の音でも、風でも可能です。 そう、人は自然と一体となった感覚になります。

Posted by ブクログ

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