1,800円以上の注文で送料無料

大江戸の春
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

大江戸の春

西山松之助(著者)

追加する に追加する

大江戸の春

定価 ¥1,282

220 定価より1,062円(82%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 1996/12/10
JAN 9784096260586

大江戸の春

¥220

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/05/27

西山松之助さんは、家元制度の研究とか「江戸学」のパイオニアとして知られている。 この本は、東京新聞に掲載された随筆で、記者の人の協力もあり、非常に読みやすく、江戸文化と江戸っ子の粋に触れられる。 絵暦、「うそ替え」、初鰹、祭り、変化朝顔、出開帳、吉原、浮世絵等々バラエティに富んで...

西山松之助さんは、家元制度の研究とか「江戸学」のパイオニアとして知られている。 この本は、東京新聞に掲載された随筆で、記者の人の協力もあり、非常に読みやすく、江戸文化と江戸っ子の粋に触れられる。 絵暦、「うそ替え」、初鰹、祭り、変化朝顔、出開帳、吉原、浮世絵等々バラエティに富んでいて楽しい。上野の花見は完全に鳴り物禁止ではなかったそうで、認識を改めた。新宿の太宗寺に大きなお地蔵さんがある。夏目漱石が子どもの時登って遊んだことがある。この大きなお地蔵さんは江戸時代、地蔵坊正元という人が、病で死ぬ寸前まで行ってあたが、両親がお地蔵さまに一心に祈って助かった。そのことで江戸の6つの街道にお地蔵さんを造ろうと発起し、町を歩いて寄付を集め、六地蔵を造った。 太宗寺のお地蔵さんもその一つで、甲州街道の守りだ。ここまでは、近くに建てられている案内板などで知っているが、最後のお地蔵さんを造ったとき、地蔵坊正元は、どこかに行って、消えてしまったのは知らなかった。この正元さん行動の思いを、西山さんは暖かく書いている。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品