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大庭みな子の雨月物語 集英社文庫わたしの古典
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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1996/08/21
JAN 9784087484465

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2014/07/27

古本屋で買った雨月物語 好きな作家、大庭みな子さんが現代語化したものだからもったいなくて、数年本棚に置いていた。 本棚に置いておいて、それこそもったいないことをした まるで紙芝居の絵のように、ひとつひとつのお話が脳裏に焼きつく。 特に「青頭巾」は、極まる執着に憐れを感じた。執着...

古本屋で買った雨月物語 好きな作家、大庭みな子さんが現代語化したものだからもったいなくて、数年本棚に置いていた。 本棚に置いておいて、それこそもったいないことをした まるで紙芝居の絵のように、ひとつひとつのお話が脳裏に焼きつく。 特に「青頭巾」は、極まる執着に憐れを感じた。執着は苦しいものだ。 「貧福論」の左内を見習い、お金に対する気持ちを改めようなどと思う自分に笑ってしまった。 ああお金持ちになりたい!”富貴への道は技術であり巧みなものはよく集めるが、下手なものは瓦を壊すよりかんたんに失ってしまうものだ”(145頁より) そりゃそうだなあ。

Posted by ブクログ

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