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天使も踏むを恐れるところ 白水Uブックス117海外小説の誘惑
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 1996/09/20 |
| JAN | 9784560071175 |
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天使も踏むを恐れるところ
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ありとあらゆるとこれでずれが起きている作品だと思うな。 見方の違いとか、愛のすれ違いとかな。 思ったほどリリアはバカではなかったんだよね。 だけれども向こう見ずすぎたのよ。 だからこそ結局はなじむことができなかったし 相手側もあせった結果、最悪の展開を迎えたしね。 そしてそのリリアの遺児を何とかして奪還しようとした 家のほうも同様だよね。 最後それはいけない手段で達成されるけど 結局はな… 救われんよ。
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本当に優れた小説は、人の心の奥深くにあたたかな火を灯してくれる。険しい人生を生き抜く中での道しるべとなってくれるような、小さくても確かで、そして勇気をくれる炎。ジェイン・オースティンのイギリス的お家騒動、そしてユーモアと皮肉のこもった風刺を下敷きとしながらも、よりリアルで現代的な...
本当に優れた小説は、人の心の奥深くにあたたかな火を灯してくれる。険しい人生を生き抜く中での道しるべとなってくれるような、小さくても確かで、そして勇気をくれる炎。ジェイン・オースティンのイギリス的お家騒動、そしてユーモアと皮肉のこもった風刺を下敷きとしながらも、よりリアルで現代的な(と言っても書かれたのは1905年だが)価値観の相克を描き出す手法が見事としか言いようがない。 フォースターは大学生の頃に結構ハマったというか、かなり心酔してほとんど神棚に崇めていたが、若気の至りだったかもしれないと最近は考えていて読むのが怖かったのだけれど、若い頃の自分の感覚に間違いがなかったと気がつけて少し嬉しい。フォースターは最終的にヨーロッパを飛び出してアジアへとその目線を向けることになる。ゆっくりとその小説世界を網羅していこうと決意した。
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こまごまとした秩序とゴシップに、すんごいイギリスだな~と思いながら読み始める。 中野康司さんの訳とあって、文章の読み口もオースティンみたい……と思っていたら、フォースターはオースティンをとても尊敬していたらしい。なるほどそれも納得で、ユーモアと平易さの最強タッグな文章が素晴らしか...
こまごまとした秩序とゴシップに、すんごいイギリスだな~と思いながら読み始める。 中野康司さんの訳とあって、文章の読み口もオースティンみたい……と思っていたら、フォースターはオースティンをとても尊敬していたらしい。なるほどそれも納得で、ユーモアと平易さの最強タッグな文章が素晴らしかった。 ストーリーは、保守的なイギリス中産階級の人々と、イタリアの秩序がない(かのように見える)朗らかな男が出会うことにより生じるあれこれに始まり、次第に思いがけない展開へも広がっていく。 異文化というよりは、生活の衝突という感じだと思った。異なる世界への戸惑いと、まぶしさと、自分の人生への疑問……なぜこんなにも、自分はくだらない人生を我慢して歩んできたのだろう? という疑問。 しかし、イタリアの眩しい陽光が、誰にとっても素晴らしいものであるとは限らない。古い因習に縛られてきた自己を省みながらも、「イギリス人」であり続ける彼らの胸中に頷くことしきりである。 そして、変化が必ずしもいい結果をもたらすわけではない、ということも、この作品は丁寧に描いていると思う。 フォースター、テーマの描き方がとても好みだったので、他の作品も読んでみたい。
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