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幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた 講談社選書メチエ89
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1996/10/10 |
JAN | 9784062580892 |
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幕末の三舟
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3
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勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟を書いた本である。幕末・明治初期の歴史の人物像となると、よくわからないことが多いと思う。この時代を描いた歴史書では司馬遼太郎がダントツで、その小説の内容があたかも歴史の真実のごとく信じ込まれている。しかし、当たり前のことだが司馬遼太郎は歴史家ではなく、...
勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟を書いた本である。幕末・明治初期の歴史の人物像となると、よくわからないことが多いと思う。この時代を描いた歴史書では司馬遼太郎がダントツで、その小説の内容があたかも歴史の真実のごとく信じ込まれている。しかし、当たり前のことだが司馬遼太郎は歴史家ではなく、小説家であり、彼の著作は言ってみればフィクションである。 本書での勝海舟のエピソードのほとんどが司馬遼太郎の小説の内容と同じところを見ると、たぶん出典が同じなのだろう。ちょっと物足りない。勝海舟は生前にもいろいろと評価が分かれた政治家なのだから、もっと時代背景と価値観の変遷の中での諸活動を突っ込んで描いて欲しかった。 山岡鉄舟、高橋泥舟については、本書を読んでも人物像のイメージがあまり浮かんでこない。研究と書き込み両方が不足と思う。 幕末・明治初期は研究書が多い割りには、一部のフィクションの小説を除けば、魅力的な人物像を正面から詳細に書いた本が少ない。本書は、とり上げる切り口は面白いと思うのだが、やや突込みが不足しているために読後に不満が残った。惜しい本であると思う。
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