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豚の報い
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商品詳細
内容紹介 | 内容:豚の報い.背中の夾竹桃 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1996/03/01 |
JAN | 9784163162102 |
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豚の報い
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ユーモアのなかにひっそりと隠された、沖縄に生活する人々が抱える悲しさが伝わってきました。特に、豚を食べて下痢で下着を汚して主人公に下半身を拭ってもらうスナックの女の惨めさやベトナム戦争に赴く前の米兵の不安が痛々しかった。 全編を通して抑制気味の筆致が私には心地よかったです。
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又吉直樹さんがこの作品に触れていたので、読んでみた。 少し前の沖縄を匂いとともに感じさせる。場末のスナックというのもいいね。懐かしく妖しい空気が漂い、ほんのり憂いも効いて、実家の沖縄に無性に帰りたくなりました。 読んでよかった。
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・近くの市民センター図書室でタイトル借り。 ・表題作は男一人と女四人が繰り広げる、コミカルなんだけどなんだか哀しくて、けれどなんかやかましくてかつ若干淫靡な独特の雰囲気を持つ作品。こいうのが沖縄の空気なのかなーって少し思った。風葬した父親の骸を御嶽に仕立てる、ってあたりは良く理解...
・近くの市民センター図書室でタイトル借り。 ・表題作は男一人と女四人が繰り広げる、コミカルなんだけどなんだか哀しくて、けれどなんかやかましくてかつ若干淫靡な独特の雰囲気を持つ作品。こいうのが沖縄の空気なのかなーって少し思った。風葬した父親の骸を御嶽に仕立てる、ってあたりは良く理解できなかった。 ・どっちかとういうと収録されたもう一編の方が好き。ベトナム戦争当時の沖縄に住むハーフの女の事脱走兵の心理を、ちょっとおしゃれな小道具をちりばめて、なんとなく背伸びした感じで描いてた。こっちにも共通するのはやっぱり哀しさだった。
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