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生きるための海 海のサバイバル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 成山堂書店/ |
発売年月日 | 1996/04/28 |
JAN | 9784425351053 |
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生きるための海
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生きるための海
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創作の参考に読んだ本だが、海辺に近づく機会がある人には一読を推奨。 海上保安官として三十数年過ごした筆者が、「第一部 生還者たち 第二部 こうして助かろう」の二部構成で書いた海のサバイバルマニュアル。これが四訂版ということで、遭難者を一人でも減らそうという筆者の使命感には頭が下が...
創作の参考に読んだ本だが、海辺に近づく機会がある人には一読を推奨。 海上保安官として三十数年過ごした筆者が、「第一部 生還者たち 第二部 こうして助かろう」の二部構成で書いた海のサバイバルマニュアル。これが四訂版ということで、遭難者を一人でも減らそうという筆者の使命感には頭が下がる。 第一部では過去の遭難事故から、生死を分けた状況をまとめている。あともうちょっと頑張れば助かったのにという遭難者達が正気や希望を失って亡くなったエピソードは、どれほど過去のものであっても胸が痛む。正気を失った場合はともかく、正気のまま絶望していったとなるとなおのこと。 「なんとなく事故づいてる人や船がある」「事故は事故を呼ぶか」という、事故に遭うか遭わないかはツキがあるかどうかだという端的な意見も載せているが、バイクに乗っていてもそういう言語化できない感覚を味わうことがあるので、根拠がないとも言い切れない。(会社の経営姿勢や気のゆるみ、緊張のしすぎが原因ではないかという意見も述べているが) また、遭難者を見殺しにした人々(溺れる子どもを見捨ててその場を立ち去った釣り人達や、密航者を海に突き落とした船長)の数々のエピソードには、実話だからこそやりきれないものを感じる。自分がいざという時に人を助けるだけの勇気と機転と体力があるか考えてしまうと余計に悩ましい。 第二部は実践篇。気力を保つ、機転をきかせる、冷静になれ、日頃から訓練しておけ、といった基本的な心構えに加えて、いざという時のための日頃の装備や救助のための公設私設の団体の紹介で終わる。
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改版を重ねた副題「海のサバイバル」と銘打った海難事故を中心とした内容です。筆者は海上保安庁に長年勤務した海難事故の現場に詳しい方で,海の安全に関して様々な内容を勉強できます。『なぜ彼らは生と死,明と暗に別れたのだろうか』と問いかけながら,強い精神力と知恵の有無を指摘しています。い...
改版を重ねた副題「海のサバイバル」と銘打った海難事故を中心とした内容です。筆者は海上保安庁に長年勤務した海難事故の現場に詳しい方で,海の安全に関して様々な内容を勉強できます。『なぜ彼らは生と死,明と暗に別れたのだろうか』と問いかけながら,強い精神力と知恵の有無を指摘しています。いろいろな意味で海の状況に立ち向かうことを考えさせられました。
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