フォレスト・ガンプ(2)

ウィンストン・グルーム(著者), 小川敏子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 1996/04/20
• JAN: 9784062080200

商品レビュー

2022/05/06

フォレスト・ガンプ一期一会の邦題で知られる映画の原作の続編。

フォレスト・ガンプという、知能指数が低く、発達障害
に位置づけされる人物の人生を描いた作品の続編で、
フォレストの運命に逆らったりあらがったりをせず、
素直に受け入れていく生き方のせいで、とんでもないことに
巻き込まれていく。

幼馴染で最愛のジェニーとその息子との
関係などいろいろ、とフォレスト・ガンプという人物の
読者によってはちょっとイラっと来るような出来事も含めて、
成長物語というか、変わっていく人生を堪能して、
最後には感極まって、涙してしまう。

読者によってはなんて、書きましたが、
その感情は自分にもあって、評価を5にしてますが、
途中までは４か下手したら3にまで落ち込むような感じでしたが、
3分の2くらい過ぎたあたりから、評価が上がっていきトータルで見れば、
良い作品であり、面白くて、哀しくて、感動して、オチもあって、
さすがの人気作でした。

2021/06/15

1巻に引き続き、ガンプの波乱万丈な人生が描かれていた。コメディーのような展開で、人に誘われて(時には騙されて)仕事をし、上手くいくものの最後は失敗してしまう人生は変わらないものだと思った。今まで関わってきた人々が、オイスター漁の従業員になる展開は前回と同じだったが、一緒に仕事をする仲になるというところは、ガンプも信頼されているのだろうかと思ってしまう。
2作目は、息子との関係も描かれており、父としてのガンプの姿は、とても父親としてはどうかと思う場面も多々あるが、ガンプらしい愛情を感じた。
ガンプ旋風が起きている時代に出会いたかった。

2011/01/03

息子とうまくいってよかった。あまり知能指数が低いとは思えない行動パターンになってしまったところが残念。