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台湾・霧社に生きる
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台湾・霧社に生きる

柳本通彦(著者)

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台湾・霧社に生きる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館/
発売年月日 1996/03/05
JAN 9784768466773

台湾・霧社に生きる

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商品レビュー

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2013/05/19

「セデック・バレ」日本上映記念に読もうと思って借りた本。霧社事件について名前だけでほんと何にも知らなかったなーと思った。 日本人ってことでたくさんの子どもたちが犠牲になった事件はほんとに悲し過ぎなんだけど、(その報復で台湾先住民族のひとたちの慣習であった首狩りを禁止した日本人が...

「セデック・バレ」日本上映記念に読もうと思って借りた本。霧社事件について名前だけでほんと何にも知らなかったなーと思った。 日本人ってことでたくさんの子どもたちが犠牲になった事件はほんとに悲し過ぎなんだけど、(その報復で台湾先住民族のひとたちの慣習であった首狩りを禁止した日本人が女・こども関係なく敵蕃のひとたちの首に報奨金をかけて見方蕃に襲わせ、その大半が女・子どもだったっていうのもほんとおかしい。。。)重要なのは事件後なんだって思った。 生き残りのひとたちが残されたあとどうやって生きたのか、霧社事件のあと台湾の先住民族に対して日本は何をしてきたのか。 残されたひとたち一人一人その後の人生は違う。 台湾に対して日本人が持つ親日という印象。それは今の台湾の若者たちが単に日本文化が好き、それだけから来るものではない。 なんで日本語が話せるのか。日本に親しみ(と日本人が考える対応)を持つのか。(もちろんこの本に書かれているのが台湾の全てではないんだけど。これは霧社周辺のお話なんだけど) 映画をみたひとはもちろん、台湾を好きっていうひとに読んで欲しい本。 日本人に家族を殺されて、日本人として戦争にいって、怪我して帰って来て、でも何の補償もなくってそういうひとはここでは何にも珍しくないんだろうな。 震災のときに日本に一番寄付してくれてありがとう台湾とか言ってるけど、その背景には何があるのか。感謝の気持ちを持つだけじゃなくて日本の植民地だったときの台湾のことも日本人は知るべきなんじゃないかなーと。

Posted by ブクログ

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