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サバンナの空の下で ハーレクイン・ロマンスR1245
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サバンナの空の下で ハーレクイン・ロマンスR1245

ローズマリー・カーター(著者), 高田真紗子(訳者)

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サバンナの空の下で ハーレクイン・ロマンスR1245

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーレクイン/洋販
発売年月日 1996/05/20
JAN 9784833512459

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2008/10/26

遺言状の疑惑についての理由はなかなか良かった。ヒロインがなぜ秘密にしているのか、故人が希望したというだけでなくヒロインの性格付けにまで及んでいるところは秀逸。それにしてもまったく文化圏の違う国でいきなり事業を始めてしまおうと思うヒロインの感覚はスゴイ。 ヒーローの疑り深さの説明が...

遺言状の疑惑についての理由はなかなか良かった。ヒロインがなぜ秘密にしているのか、故人が希望したというだけでなくヒロインの性格付けにまで及んでいるところは秀逸。それにしてもまったく文化圏の違う国でいきなり事業を始めてしまおうと思うヒロインの感覚はスゴイ。 ヒーローの疑り深さの説明が弁護士だから、というのはちょっと底が浅いような。そのくせすぐに誤解して怒り出すところは本当にヒーロー。 一番違和感を持ったのは「ウィークデーは都会で、週末は厩舎で」という台詞。せっかく始めて顧客もついているのに、あまりにもいい加減じゃないかと。1996年発行なので今とは考え方も異なっているのだろうと思うけれど、ビジネスはきっちり。 そして舞台となった国、ジンバブエ。 この本では気候的なことしかほとんど触れられていないし、普通の都市とありがちな郊外という印象。けれどヒーローがヒロインのことを「ローズ・ニンフ」と呼んでいるあたり、作者はジンバブエについてそれなりの知識はあったと思える。でも国の状態については、ヒロインが雇った家政婦と子供の境遇に少し暗さが窺えるくらい。まだまだ平和だったころに書かれたんだなあ、としみじみ。今のジンバブエのことを考えると、なんとなく鬱。

Posted by ブクログ

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