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風の如く 水の如く
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1996/03/30 |
JAN | 9784087741841 |
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風の如く 水の如く
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商品レビュー
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お互いがけん制しあい、81マスの将棋盤の中で関東と九州で向き合い日本という国を動かそうとしていた。その戦は詰むことがなく黒田官兵衛が家康に投了してこの1戦は終わる。関ヶ原と言いつつもやはり三成と家康との戦いではなく官兵衛と家康の戦いだったような気がする。 秀康を会津への楔にした...
お互いがけん制しあい、81マスの将棋盤の中で関東と九州で向き合い日本という国を動かそうとしていた。その戦は詰むことがなく黒田官兵衛が家康に投了してこの1戦は終わる。関ヶ原と言いつつもやはり三成と家康との戦いではなく官兵衛と家康の戦いだったような気がする。 秀康を会津への楔にしたことも、秀忠を前田の抑えとして遅延させたこともすべては官兵衛との駆け引きの中での話だった。差し手の2人が動くことはなく、戦国武将が二人の手駒として広い日本を暗躍していた。しかも、これほどまでに竹中半兵衛の息子の重門が陽の光を浴びる作品など他にはないだろう。 やはり関ケ原の戦いというのは本当に面白い!なぜ?という点が多すぎる。それを考えると多くの発送ができるから面白い。 「風の如く水の如く」 もしも関ヶ原後に官兵衛が上洛をせずに島津と組み、さらには領土安堵と言われ減封された毛利と組めば日本は二分されていたのだと思う。う~ん、最後は史実に戻ってしまうのが残念だが、良い作品だと思います。
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久々グイグイと引き込まれる安倍龍太郎節だった。謎解きと時限を行き来する重層感相まって、一気に読んでしまった。映画化したら面白そう。いい読後感だ。
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黒田如水と長政親子から見た関が原。 この本は面白い。 筋と構造がピシっとしていて、読んでいて爽快感がある。 しかし、謎解きとか歴史ミステリーとかではなくて、正統派の歴史物語でやるから、非常に安定して読める。 黒田長政、竹中重門、本多正純、細川忠興(あと一人は言わない)といった、元...
黒田如水と長政親子から見た関が原。 この本は面白い。 筋と構造がピシっとしていて、読んでいて爽快感がある。 しかし、謎解きとか歴史ミステリーとかではなくて、正統派の歴史物語でやるから、非常に安定して読める。 黒田長政、竹中重門、本多正純、細川忠興(あと一人は言わない)といった、元亀天正の息子たちが登場する。知らないわけじゃないけど、そんなに詳しく知っているというわけでもない。偉大な父親たちの脇役ではあって、それがこの本ではいい味を出している。 いい本を読んだ。この作者さんの本はもっと読もう。
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