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宇宙開発の国際法構造 SBC学術文庫
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宇宙開発の国際法構造 SBC学術文庫

稲原泰平(著者)

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宇宙開発の国際法構造 SBC学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 信山社出版/大学図書
発売年月日 1995/12/25
JAN 9784797238013

宇宙開発の国際法構造

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2011/12/05

宇宙の普遍的性格は、国家の利益、特に国防や自衛権の確保という死活的国益の観点から強く指摘されている。 ソ連によるスプートニク打ち上げ(1957年)成功を契機に、国連は米ソが宇宙を利用した兵器開発競争を激化させて宇宙無法状態を出現させることを恐れた。 宇宙およびそこにある天体の...

宇宙の普遍的性格は、国家の利益、特に国防や自衛権の確保という死活的国益の観点から強く指摘されている。 ソ連によるスプートニク打ち上げ(1957年)成功を契機に、国連は米ソが宇宙を利用した兵器開発競争を激化させて宇宙無法状態を出現させることを恐れた。 宇宙およびそこにある天体の法的性格をどう見るかによって宇宙開発すなわち宇宙の人類の活動の原則も異なってくる。 通信衛星開発の目的が地球上のあらゆる地域への迅速かつ効率的な通信の実現であったため、通信衛星の本来の平和目的=民間利用に供されるだけでなく軍事目的にも供されうるものであった。 今日の宇宙開発は、それが軍事利用の性格をもつものであれ平和利用の性格をもつものであれ、人工衛星の利用という形態で集中的に展開されている。 冷戦後のアメリカ一極主義の軍事情勢の出現により宇宙条約(1967年署名、発効)上の宇宙軍縮規定の枠内で十分にアメリカの国益を保持しうるにいたったのである。

Posted by ブクログ

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