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手話の世界へ サックス・コレクション
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手話の世界へ サックス・コレクション

オリバーサックス(著者), 佐野正信(訳者)

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手話の世界へ サックス・コレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 1996/02/02
JAN 9784794925251

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商品レビュー

4.6

6件のお客様レビュー

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2021/01/14

490.4-サツ 少し古くなりましたが、「レナードの朝」を書いたオリバー・サックスの一連の著作が翻訳されています。 まだ読んでいない方は映画から入るのがお薦めかも。 現在も入手可能で、その魅力は今も色褪せていません。

Posted by ブクログ

2016/10/03

聴覚障害者、その中でも先天的に耳が聞こえないろう者にとっての言語、コミュニケーション(手話)についてかかれた本である。 私は今まで生まれつき耳が聞こえないということを深く考えたことがなかった。しかしそのことは、成長過程において言葉を耳から覚えていくことができないことを意味し、語...

聴覚障害者、その中でも先天的に耳が聞こえないろう者にとっての言語、コミュニケーション(手話)についてかかれた本である。 私は今まで生まれつき耳が聞こえないということを深く考えたことがなかった。しかしそのことは、成長過程において言葉を耳から覚えていくことができないことを意味し、語彙力や知的な遅れはもちろん、一年前や昨日と言った時の感覚を理解するのが難しくなる子も少なくないという。 本文の中には10代を迎えるまでなんの言語も持たずに育った子どもたちが何らかの形で言語に触れ、探究心の芽を開かせる様子などが描かれており、学ぶことには喜びがあるということを改めて気付かされた。 一般的に健聴者と言われる人々は、耳が不自由な人のことをかわいそうという類のマイナスな感情で見てしまうだろう。しかしこの一冊を通して、そう決めつけるのは違うかもしれないと思った。日本語、英語、中国語など様々な言語があるように、手話もひとつの立派な言語であると考えることができたからだ。マイノリティを普通じゃない、かわいそう、と考えるのではなく、それをひとつの文化として認めること、見つめる必要があると思った。このことは聴覚以外のことにも共通して言えることだろう。

Posted by ブクログ

2015/05/02

普通、人間は脳内で「言語」を使って思索しているため、言語の獲得に失敗した人間(アヴェロンの野生児やカスパー・ハウザーなど)が十分に抽象的で高度な思索ができないことは、納得できる。では、生まれつき聴力に問題がある言語獲得前失聴者の場合は、どうなるのだろうか? この本の中でオリバー...

普通、人間は脳内で「言語」を使って思索しているため、言語の獲得に失敗した人間(アヴェロンの野生児やカスパー・ハウザーなど)が十分に抽象的で高度な思索ができないことは、納得できる。では、生まれつき聴力に問題がある言語獲得前失聴者の場合は、どうなるのだろうか? この本の中でオリバー・サックスは、実は手話がシンタックスとセマンティクスを兼ね備えた、発話による言語とまったく同じレベルの「言語」であり、聾唖であっても(おそらく脳内手話(!)による)思索を行い、健聴者と同様の能力を発揮できることを示している。特に幼児においては、複雑な口唇の運動を必要とする発話言語よりも手話の方が上達が早いし、また、空間把握に関しては健聴者以上の能力を発揮することも少なくないらしい。しかし、その一方で、耳からのフィードバックがない状態で発話によるコミュニケーションを強制された結果、言語獲得に失敗して、Deaf and Damn と呼ばれてきた聾唖者も多い。本書で最も感動的なギャロデット大学の反乱ですら、ほんのつい最近、1988年のできごとなのだ。 もう20年以上前の本であり、一部の科学的な記述は改められる必要があるだろうが、しかし、万人が読むべき一冊。

Posted by ブクログ

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