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おしゃべり胃袋 マンガ・エッセー
定価 ¥2,990
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 報知新聞社/ |
発売年月日 | 1996/10/15 |
JAN | 9784831901163 |
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おしゃべり胃袋
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元祖コミック・エッセーと言っていいのではないでしょうか。 食に関する感想、経験、うんちく、どれをとっても幅広い。 その好奇心に脱帽です。 ペンションの経営者に聞きました。 『ペンションではなぜフランス料理なんですか?』 『フランス料理だと静かに食べて早く終わるんですが、和食だと騒いで夜遅くまでどんちゃん騒ぎするんです』 オーナーが気取っているわけではなく、客の質の問題だったのか。 江戸の侍話も面白かった。 東京のお雑煮はお餅と小松菜と、あとは鶏肉とか大根とかせいぜい里芋とかそれくらいのすまし仕立てなのは知っていた。 小松菜は東京の地物野菜だから入れるんだろうなあと、漠然と思っていたけれど。 江戸の武士のお雑煮の食べ方。 まず菜っ葉を持ち上げて「名(菜)を上げる!」という。 その後お雑煮を食べるのだけど、菜っ葉だけは食べずに残す。 そして一言「名(菜)を残す!」って言うんだって。ほんとかな。 そして江戸の侍はきゅうりを食べない。 切り口が葵の御紋に似てるから。 これは聞いたことあるなあ。 世界のインスタントラーメンの食べ比べ(25種類)をして、イラスト付き感想を上げる。 世界のアイデアお菓子の紹介。もちろんイラスト付き。 かと思えば、出来合いのイカ墨ソースを使って、いろんな料理を試してみる。 イカ墨納豆とか、イカ墨麻婆豆腐とか、イカ墨たこ焼きとか…。 美味しいオニオングラタンの作り方やたくあんのつけ方、なんてのも。 とにかく好奇心旺盛なんだなあ。 世界の猫グッズもよかった。 「日本でも若い造形作家が作っているが、かわいいだけで本質をつかんでいない気がする」 肝に銘じます。
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