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窯変 源氏物語(12) 椎本・総角・早蕨 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:椎本.総角.早蕨 |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 中央公論社 |
| 発売年月日 | 1996/08/18 |
| JAN | 9784122026742 |
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窯変 源氏物語(12)
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
何か一つでも違ってい…
何か一つでも違っていれば成就したはずの恋情を抱えながら、薫はまたひとりになった。哀しい、けれど美しい巻。
文庫ＯＦＦ
宇治になってからウジウジしてスケールも小さく、煌びやかさも少なくなった気がする。それは普通に人たちの生き様を描くようになったためか。さっさと読み飛ばしてしまった。せっかくだから最後まで読むけど。 互いに蝕み合って嘆きあって、そんな悲劇を演じる恋愛の何が楽しいもんか笑。ま。それが日...
宇治になってからウジウジしてスケールも小さく、煌びやかさも少なくなった気がする。それは普通に人たちの生き様を描くようになったためか。さっさと読み飛ばしてしまった。せっかくだから最後まで読むけど。 互いに蝕み合って嘆きあって、そんな悲劇を演じる恋愛の何が楽しいもんか笑。ま。それが日本的なんだろうなあ。
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光源氏亡き後、密通の子・薫中将と、彼をライバル視する匂の宮の物語。 「椎本（しいがもと）」と、「総角（あげまき）」は京の中央から離れた宇治に隠遁してしまった光源氏の異母弟・八の宮には二人の娘 大君と中の君がいて、薫は大君に匂の宮は中の君にぞっこんになる。 世間から隔絶されていたた...
光源氏亡き後、密通の子・薫中将と、彼をライバル視する匂の宮の物語。 「椎本（しいがもと）」と、「総角（あげまき）」は京の中央から離れた宇治に隠遁してしまった光源氏の異母弟・八の宮には二人の娘 大君と中の君がいて、薫は大君に匂の宮は中の君にぞっこんになる。 世間から隔絶されていたために、非常に奥手な姉妹に対して、積極的に接近し、匂の宮は思いを遂げるが、薫は紳士すぎて満足に顔も見られない。 そういう好対称な二人の恋の行方、、、。 宇治十帖に入る前、光源氏の積極的な行動に対し、血は引いていないとはいえ、薫の優柔不断さは優しさといえば優しさだが、源氏と比べると何やっとんのや!と焦ったい。
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