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殺人容疑 講談社文庫
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殺人容疑 講談社文庫

デイヴィッド・グターソン(著者), 高儀進(訳者)

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殺人容疑 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1996/09/15
JAN 9784062633437

殺人容疑

¥110

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

魂を深く揺さぶるの裁…

魂を深く揺さぶるの裁判小説。一気に読める感動の人間ドラマ。日系アメリカ人=カズオ・ミヤモトに何が起きたか。人間の不条理と人種偏見を鮮烈に問う!

文庫OFF

2025/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猟師が死んで日系アメリカ人のカズオ・ミヤモトに殺人容疑がかけられたという物語。人種差別について書かれている小説ということで期待して読んでしまったのだけど……正直、肩透かしを食らってしまった。 『事件・裁判』と、『事件関係者たちの過去』が入り乱れて書かれていて、人種差別もあるけどメインはそこではない感じ。人種差別も、なんていうかザラザラしたものを感じる。『キャラがそう感じている』のではなくて、調べた結果、おそらくこう感じるだろうというものが散らばっている。 日本の文化や価値観も出てくるけど、翻訳のせいなのか原文がそうなのか、『日本文化らしい何か』や『日本的な価値観っぽい何か』に変容してるような気がして、これはどこの国の話をしてるんだ?と思ってしまった。それとも海外に暮らしていたら、『日本のこと』はまだら模様になるからこういう価値観や文化になるしかないのだろうか。 日本についての話は『どこか異国っぽい』感じがしてしまうし、差別に関しても『露骨な差別』ではなくて『薄っすらとした分かりづらい差別』があちこちに散らばっていて、これを読み取るにはそれなりの知識も必要だろうなと思ってしまった。さらにこの人種差別に女性差別まで乗っかっていて、『わかり難さ倍増』な感じがする。 特に白人少年(ハツエの幼馴染・イシュマエル)と日本人の少女(カズオの妻・ハツエ)の恋愛の部分は、いろんな要素が絡まりすぎていて『人種の差』が表に出てるけど問題がそれだけではないという複雑さ。……恋愛小説を読んでたかなと思ってしまった。 読み終えたら、この二人の恋愛を軸にハツエの夫が捕まるという事件が起きて、偏見の入り乱れる裁判が開かれるという物語だなと思った。主人公はイシュマエルで、新聞記者として事件の取材をしているうちに重要な証拠と事実にたどり着く。 かつては恋人のようだったのに、ハツエはイシュマエルを振って、カズオと結婚。イシュマエルはハツエに執着し続けている。島の住民たちのように自分には偏見がないと言いながら、イシュマエル自身も偏見からは逃れられず、カズオがいなければ……と思ってしまう。 描写は細かくて綺麗。 期待した分がっかりしたけど、恋愛もの・事件としてはそれなりに面白いと思えた。人種の壁と時代と文化、様々なものが混ざり合っていた。 ごちそうさまでした。

Posted by ブクログ

2020/02/23

読み応えはあります。凄く。 ただ、ミステリとして読むとチョットしんどいかな。 主要人物の掘り下げとか、風景の描写とか、その他諸々と。 只、其処を端折っちゃうとこの小説は味気なくなっちゃうんだろうな。 私が抱いていた期待とはズレがありました。

Posted by ブクログ

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