- 中古
- 書籍
- 書籍
エゾの歴史 北の人びとと「日本」 講談社選書メチエ69
定価 ¥1,602
770円 定価より832円(51%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1996/02/10 |
JAN | 9784062580694 |
- 書籍
- 書籍
エゾの歴史
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
エゾの歴史
¥770
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
講談社選書メチエ 海保嶺夫 「エゾの歴史」 エゾ認識を中心とした北方史の本 印象に残るのは *15世紀に 渡党エゾが和人化して 松前藩が成立し、エゾ=アイヌ民族となり、和人とアイヌの対立構造が明確になっている点 *17世紀のアイヌ民族と松前藩との関係は、砂金を中心に動き、シャ...
講談社選書メチエ 海保嶺夫 「エゾの歴史」 エゾ認識を中心とした北方史の本 印象に残るのは *15世紀に 渡党エゾが和人化して 松前藩が成立し、エゾ=アイヌ民族となり、和人とアイヌの対立構造が明確になっている点 *17世紀のアイヌ民族と松前藩との関係は、砂金を中心に動き、シャクシャインの戦いを 砂金の交易権と関係させている点 北方史は、南方史同様に、幕府や近隣外国との関係性がポイントになっているように見えるが、南方から近代化が押し寄せてきたのに対して、近代化により 北方が 押し出されたイメージを持つのはなぜだろうか 北方史研究の方法、和人中心の開拓史としての北海道史、民族否定の近代化に対しては 批判的論調 中世以前のエゾ、エミシ、和人の定義は、国境がなく、自由に行き来していた時代だけに、諸説は不要で 著者の私論だけでいいように思った アイヌ民族は、中国の元から「骨嵬」と呼ばれ、元の大軍と50年近く戦い続けたらしい 14世紀のエゾの3区分 *エゾ地へ北上した和人など(渡党エゾ) *北海道の太平洋沿岸に住むアイヌ民族(日の本) *日本海、オホーツク海沿岸に住むアイヌ民族 15世紀 *渡党エゾの統一者になった蠣崎氏が和人大名に変身(松前藩の成立) *エゾ=アイヌ民族のみ となった 1850年 エゾ地の人と社会を幕藩体制化(日本化) 明治政府による北海道の近代化(地域的、民族的特色の否定)
Posted by