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映画ジャンル論 ハリウッド的快楽のスタイル
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映画ジャンル論 ハリウッド的快楽のスタイル

加藤幹郎(著者)

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映画ジャンル論 ハリウッド的快楽のスタイル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1996/07/15
JAN 9784582282320

映画ジャンル論

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商品レビュー

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2011/09/04

かなりアカデミックな本ですので、読みこなせたわけではありません。でもこの本を読んで映画の見方が少し変わったような気がします。この本で言う「映画ジャンル」とは、ハリウッドが1930年代から70年代に作り上げた映画の制作・配給スタイル(パターンあるいはシステム)のようなものだそうです...

かなりアカデミックな本ですので、読みこなせたわけではありません。でもこの本を読んで映画の見方が少し変わったような気がします。この本で言う「映画ジャンル」とは、ハリウッドが1930年代から70年代に作り上げた映画の制作・配給スタイル(パターンあるいはシステム)のようなものだそうです。 ハリウッドは、巨大産業体ですので、私たちが消費しやすいように確立したいくつかのスタイル=ジャンルがあるようです。この本では、10種類のジャンルと各ジャンルに分類される作品が紹介されています。 例えば、SF映画の名作である「ブレードランナー」は、「フィルム・ノワール」というジャンルに属する映画であり、同じくSF映画である「スター・ウォーズ」とは全く系統の違う映画として扱われています。「ブレードランナー」は、ハンフリー・ボカートが主演した「マルタの鷹」の延長にある作品なのです。 実際、今現在も著者が示した10種類のジャンルは、ハリウッドにおいて映画のひな形として生きており、そこに新しい要素を加えアレンジすることで大量の作品が生産されているような気がします。

Posted by ブクログ