- 中古
- 書籍
- 文庫
映画で読むアメリカ 朝日文庫
定価 ¥770
110円 定価より660円(85%)おトク
獲得ポイント1P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/ |
発売年月日 | 1995/07/01 |
JAN | 9784022610904 |
- 書籍
- 文庫
映画で読むアメリカ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
映画で読むアメリカ
¥110
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1995年(底本1990年)刊。著者は日本貿易振興会アムステルダム事務所長。 戦後の数多の米国映画を素材に、米国の戦後社会を切り取り、解釈しようと試みる書である。 ① 良くも悪くも、米国社会の変容が戦後世界の前衛的な役割を果たし、また、一部の映画がその社会変容の予見・羅針盤の役割を果たしてきたことが読み取れる。 具体的には、ベトナム戦、公民権運動、マイノリティの主流が黒人からヒスパニック系に、フェミニズム、家族観の変化、黒人の中産階級化、若年層の体制対抗の減弱と高齢化社会、アジアへの蔑視とその裏腹の憧憬がテーマ。 ② ベトナム戦争からの超克が「プラトーン」に如実に反映(そうなのかと驚く視座)。 ③ オーストラリアに米国のフロンティア、あるいはフロンティア精神の残像を見ることができる。 ④ フィリピン・アキノ革命(=マルコス政権崩壊)が、ベトナム等で忌み嫌われた米国流民主主義の再生という自己認識。そこまで米国は高く評価しているのか?と。
Posted by