泡坂妻夫の怖い話

泡坂妻夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 1995/05/20
• JAN: 9784103472056

商品レビュー

2024/12/15

275ページ
1400円
2024年12月11日〜12月15日

ショートストーリーで読みやすかった。最後にゾワッとくる話もあり、短い話の中に散りばめられた伏線に感動すら覚えた。

2020/06/24

2020.6.22読了

昭和の終わりの小・中学生時代、マジックに夢中になってた頃にこの方の「トリック交響曲」というエッセイ集に出会って貪るように読んだ。

だから、マジックが先で、小説を読んだのも、直木賞受賞作家だったというのを明確に理解したのも、ずっとずっと後になってから。

やはり同じような時期に夢中になってた星新一を彷彿とさせるショートショートがあるかと思えば、マジシャンらしいトリックに溢れた作品もあり、筒井康隆的なものもあり、31作の内容に統一感はない。
正直、つまらないと思う作品もある。

あまりに出来にばらつきがあるので不思議に思ったら、デビュー直後から20年間ほどの長きにわたって発表された作品を一同に集めたとのこと。

何でも検索するだけで一定のところまでは簡単に手が届いてしまうようになって失くしてしまった、古臭くさや不便さの中にあった曖昧さや寛容さや悲喜劇などを懐かしく思いながら読んだ。

2016/03/29

ショートショート。『1日1話、1か月を愉しむためのちょっとしたミステリー』と帯にある。怖い話、とあるけど、オチがよく分からないものも。あんまり面白くないので途中でやめる。旅先とかで読むにはいいかな。