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犬たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1995/04/10 |
JAN | 9784087732160 |
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犬たち
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商品レビュー
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延々と性行為の描写が続くサドマゾ小説。 フランス、性描写という点で『眼球譚』と比較すると、こちらはぜんぜん象徴(この言葉を使うのは怖いけど)が出てこない。どちらかというとAVに近くて、けどAVよりはちょっとファンタジー。ファンタジック・ポルノというジャンルがあれば、それだ。 ...
延々と性行為の描写が続くサドマゾ小説。 フランス、性描写という点で『眼球譚』と比較すると、こちらはぜんぜん象徴(この言葉を使うのは怖いけど)が出てこない。どちらかというとAVに近くて、けどAVよりはちょっとファンタジー。ファンタジック・ポルノというジャンルがあれば、それだ。 最初はあんまり意外性がないと思いつつ読み進めていたが、後半の展開が面白くて、こうやって最後に巻き返すのがギベールの持ち味なのだろう。 著者であるギベールについて少し書くと、ミシェル・フーコーと交友があり、この小説はそのフーコーに捧げられている。 邦訳のあとがきは訳者によるものだが、そこへギベールのインタビューでの発言が引用されているので載せておこう。1991年7月18日、「ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」誌の24号にて曰く: 「ぼくの本のなかには、ミシェル・フーコーに認められていないものもありますよ。『犬たち』というサドマゾ小説は、彼に楽しんでもらおうとして書いたものですが、うまく行かなかったようです。ひとことの感想も言ってくれませんでね。この程度では、彼自身がもっているサドマゾ的なパワーにとてもおよばないと思ったんでしょう」(p.94)
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久しぶりにストレートにエグいのを読みました。縛り、同性愛、スワッピング(?)なんでもあり。大きい行間と文字がまた妙な雰囲気を醸し出していて、今読んでいても誰かに内容を後ろから読まれてるかも!みたいな気配が背筋を這い上がってきます
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