1,800円以上の注文で送料無料

フロイドを読む 河出文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

フロイドを読む 河出文庫

岸田秀(著者)

追加する に追加する

フロイドを読む 河出文庫

定価 ¥727

220 定価より507円(69%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1995/04/04
JAN 9784309472799

フロイドを読む

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/01/14

 著者と母との愛憎まみえる関係については他のところでも述べられているが、この本ではさらに踏み込んだものとなっている。解説書というよりどちらかといえばフロイトに則しつつ自分がどのように母との関係からくる神経症的症状を克服していったかといった体の本である。  父殺しは男性が成長する過...

 著者と母との愛憎まみえる関係については他のところでも述べられているが、この本ではさらに踏み込んだものとなっている。解説書というよりどちらかといえばフロイトに則しつつ自分がどのように母との関係からくる神経症的症状を克服していったかといった体の本である。  父殺しは男性が成長する過程において不可避的に訪れるものであるが母殺しというのは難しい。母を乗り越えるという発想が意識できないほどにそれは内面化されており、愛しつつ憎むと言ったベイトソン的ダブルバインド構造は得てしてみられるわけで、父との関係との単純さ(女性の場合は反転するか、どちらも同じくらい複雑かもしれない。わからない。)とは比ぶべくもない。別に現実的に問題がなければわざわざそんなことしなくてもいいわけだが、だいたいにおいて幼児の最初の外的接触は母との関係であり、そこからなにもかも起動していくのだから、この関係を顧みることはそれが往々にして隠蔽され変造されていることからも、重要なことだろう。

Posted by ブクログ

2012/12/28

母親との葛藤に起因する神経症をフロイト理論のみによって自己分析した奇書といってもいいような本。しかしとてもわかりやすいのも岸田本の特徴てある。 症例研究にも役立つはずだが、ウラで使おう。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品