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ハプスブルクの宝剣(下)
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ハプスブルクの宝剣(下)

藤本ひとみ(著者)

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ハプスブルクの宝剣(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1995/07/20
JAN 9784163157108

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 成長する人間関係
  • 苦悩する王女
  • 華麗な歴史物語
  • 決断の重み
  • 友情と裏切り
  • 情熱的なストーリー
  • フランツの葛藤
  • エドゥアルトの波乱
  • 深い感情の旅
  • 変化する価値観

テーマは成長と人間関係の複雑さで、主人公の真っ直ぐさが読者の心を打ちます。初めは苛立ちを覚えたマリー・テレーズが中盤で見せる成長には感動を覚え、最後にはその深い背景に驚かされます。また、情熱的で華麗なストーリー展開が魅力的で、特にラスト近くのフランツの決断は印象的です。物事にこだわらない彼の姿勢は軽やかに見えるものの、その裏には重い意味が隠されています。エドゥアルトの波乱に満ちた人生と対照的に、フランツの側近たちが持つ一貫性が癒しを与え、全体を通じて深い感情が呼び起こされます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2012/09/25

私の中のマリー・テレーズ観が変わった。 初めはすごく苛々したけど、中盤の成長はすごいなぁと思い、でも最後には呆れた。 そんなに根が深いのね。 主人公の真っ直ぐさが泣けた。

Posted by ブクログ

2011/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宝塚の舞台と全然違う結末にツッコミを入れながら読み終えました。どうしてこうなった!どちらの結末もいいと思います。宝塚のは、あれは、舞台として綺麗な結末でした。でも、やはり原作のまま行ってほしかったという気も。そんな誰とも結ばれない(しいていえばフランツ?)のではゴーサインが出なかったんだと思いますが。 女王としての才能を開花させるテレーゼが、対エドゥアルトだけには愚かなまま。差別意識と恋情で頑ななままです。それを彼女の不幸と、エドゥアルトが悟る。彼をユダヤ人だと知っていて、そこは問題にせず一貫して受け入れ続けてくれたフランツと比べると、彼がユダヤ人であることにこだわり続け、そして彼がユダヤ人ではないと知った途端に態度を急変させるテレーゼの愚かさが目立ちます。そんなテレーゼが最後に息子ヨーゼフに、前例や慣習に捕らわれるなと語るのは、自分は差別意識に捕らわれたことで幸せを逃したという後悔から。テレーゼの変化も、この物語の大きな流れだと思います。 エドゥアルトは自分の居場所を探してさまよい、一度は捨てたユダヤに帰ると決意する。でも、それは彼がユダヤを捨てる時に犯した罪を償うことを意味していた。だから、銃弾を受け入れたのでしょう。彼が助かるのかどうかわかりません。シオン建国をエネルギーに生きる気力があるとも考えられるし、エリヤーフーとして生き直すということはつまりあのとき死んだというところに戻るのかとも。 イスパニア風ココアとか果物の砂糖漬けとか、だから太るんだよ!と言いたくなるフランツ。儚げな青い瞳の青年だったのに…でも、儚げな青年がちょっとたっぷりとしたいい大人になったなら、喜ばしいと思います。居場所がみつかったってことですし。故郷を捨てて、新しい場所で生きなくてはならないというのが二人の共通点でしたが、エドゥアルトにはフランツにない炎の野心があり、フランツにはエドゥアルトにない広く受け止める心があった。一貫したフランツの友情があったから、エドゥアルトは炎に焼きつくされなかったのだと思う。 金の亡者で吝嗇で計算高く、けれど気分屋でおしゃれコーディネート係で、金を使わされてはキレてばかりのジャカン。貨幣収集癖のあるヴァランタン。そんな小ネタ(なのかな)に笑う。とにかくジャカンがツボ。例の発言は、方向性は間違っていないけどもうちょっとうまくやるべきでした。でも、このキャラでは憎めない。いつでも貨幣!のゆがみないヴァランタンも好きです。フリードリヒ、バチャーニ、オイゲン公子、ケーフェンヒラーと、皆様かっこいいです。完璧じゃないからいい、そんな男たち。 読んでいて、楽しかったです。

Posted by ブクログ

2011/07/13

ラストに近い場面のフランツの決断(というかエドゥアルトの決断の肯定)が印象的でした。物事にこだわらないというのが彼の属性のようですが,軽く見えてこれはかなり重い。周囲が唖然とする中,エドゥアルトに先導させる場面が泣けます。それにしても,ユダヤ教に改宗しようかとか,帝国も帝位も褒美...

ラストに近い場面のフランツの決断(というかエドゥアルトの決断の肯定)が印象的でした。物事にこだわらないというのが彼の属性のようですが,軽く見えてこれはかなり重い。周囲が唖然とする中,エドゥアルトに先導させる場面が泣けます。それにしても,ユダヤ教に改宗しようかとか,帝国も帝位も褒美にやろうとか,彼の本領発揮ってとこですね。 エドゥアルトがあまりに波乱の人生なので,最初から最後まで一貫して変わらないフランツの側近2人になんか癒されました。

Posted by ブクログ

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