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日本幻論 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 1999/08/30 |
| JAN | 9784101147307 |
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日本幻論
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
多様な視点から日本の歴史や文化を探求する本書は、講演やインタビューを通じて、隠岐島のコミューンや隠れ念仏の信仰、さらに柳田国男と南方熊楠の比較など、正統と異端、民俗と土俗の重層性を考察しています。特に、著者による蓮如の評価は注目に値し、彼の信仰が民衆のエネルギーをどう吸収し、形成したのかを深く掘り下げています。親鸞との対比を通じて、蓮如の存在感や影響力が新たな視点で描かれ、読者に親近感を抱かせる内容となっています。歴史に対する理解を深めるだけでなく、著者の独自の解釈が光る一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
著者の講演9編を収録しています。 幕末から維新にかけて、隠岐島の民衆の力によって成立したコミューンや、九州地方の「隠れ念仏」と東北地方の「隠し念仏」の信仰、さらに柳田国男と南方熊楠の比較などを題材に、正統と異端、民俗と土俗の重層性が考察されています。 そのほか、「蓮如とその時...
著者の講演9編を収録しています。 幕末から維新にかけて、隠岐島の民衆の力によって成立したコミューンや、九州地方の「隠れ念仏」と東北地方の「隠し念仏」の信仰、さらに柳田国男と南方熊楠の比較などを題材に、正統と異端、民俗と土俗の重層性が考察されています。 そのほか、「蓮如とその時代」というサブタイトルを持つ三つの講演も収められています。阿弥陀如来への一途な信仰を貫き通した親鸞が、多くの学者や評論家の関心を惹いてきたのに対し、世俗的な世界に深くかかわった蓮如はどちらかといえば軽く見られがちだったと著者はいいます。しかし、民衆の野蛮ともいえるエネルギーを吸いあげ、信仰のかたちにオーガナイズした蓮如のうちに、むしろ著者は「悪人正機」の真髄を見ようとしています。 本書の議論を、「悪人正機」の独創的な解釈と呼ぶべきものであるかどうかはいま一つわかりませんが、蓮如という人間のうちに見いだされたエネルギーに、小説家である著者は共感をおぼえたのではないでしょうか。
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隠岐騒動については全く知らなかったので興味深かった。 親鸞と蓮如についての著者の比較、考え方は学者のそれとは違い、 分かりやすく、偉大な宗教者に対する親近感がわいた。
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