1,800円以上の注文で送料無料

みいら採り猟奇譚 新潮文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-02

みいら採り猟奇譚 新潮文庫

河野多恵子(著者)

追加する に追加する

みいら採り猟奇譚 新潮文庫

定価 ¥737

385 定価より352円(47%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1995/10/28
JAN 9784101161020

みいら採り猟奇譚

¥385

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

マゾヒストの夫が妻を…

マゾヒストの夫が妻をサディストに教育していきます。なお、マゾヒストはサディストの裏返しではなく、あくまでも己の許容範囲内での虐待を望むのです。少しもポルノではなく、ラストは不思議な余韻が漂います。

文庫OFF

2010/05/28

妻を自分好みのサディ…

妻を自分好みのサディストに仕立てようとするマゾヒストの夫。舞台は戦前です。

文庫OFF

2024/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドМの夫によってドSを開花させていく新婚夫婦の話だと思ってたのでその描写が執拗に描かれるんだと思ってました。 でも夫はしっかりした職業だし、時代設定が太平洋戦争開戦辺りということでそんな日常の描写が大半で、SMはあくまでも生活の一部として在るというところがかえって淫靡さを感じさせられました。 「きちんとした夫婦を演じているけど実は…」みたいなプレイもありました。ここも良かった。 正隆が比奈子を選んだ理由がよくわからなかったけど、比奈子の母が亡くなったときの邦夫兄エピソードに正隆が興奮してたところで、出会うべくして出会ったのかなと思いました。 「二人で、行けるところまで行きましょう」や、「思いっきり、燈りを見たいものだなぁ」も、こういう愛の形ってあるのかも?と思わせるものがありました。 吉行淳之介と著者の対談も面白かったです。 比奈子と正隆は共犯者でなくパートナー。共犯者に留まるとマゾヒスト側の正隆だけ、一方で終わってしまう、と。確かにサディスト側の比奈子の心の動きも凄かったな…… そういえば、「でぶりもせず、やせもせず、」という表現が正隆の元カノからのお手紙で出てきて、(でぶる、って言ってたのか…)と思ったけど、元カノあまり教養無さそうみたいな流れだったのでスラング的な表現なのかなぁやっぱり。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す