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やさしい行政と官僚のはなし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法学書院/ |
発売年月日 | 1995/12/05 |
JAN | 9784587214807 |
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やさしい行政と官僚のはなし
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官僚に関する社会調査のちょっとゴツそうな論文を読むので、その基礎知識をつけるべく読書。ただ・・・・13年前の話なんだわね、俺が6歳のころの行政と官僚の話なんだわね。「これからの課題は規制緩和である。」とか言ってるし、どこまで当てにしてよいのやら。・・・・あ、でもゴツ論文書かれたの...
官僚に関する社会調査のちょっとゴツそうな論文を読むので、その基礎知識をつけるべく読書。ただ・・・・13年前の話なんだわね、俺が6歳のころの行政と官僚の話なんだわね。「これからの課題は規制緩和である。」とか言ってるし、どこまで当てにしてよいのやら。・・・・あ、でもゴツ論文書かれたのは1988年だから、それならこの本で全然いいか。むしろより正確か。 官僚ってものがいかにこの国を動かしているかということがよくわかった。守るは良し、攻めるに乏しって感じかな。現状維持には向いてたけど、変動するグローバル経済には全然向かない構造をしていたわけだ。だからこそ小泉前首相がやったことについて、より理解が必要になってくる。官僚と戦ったことははたして功罪であったか否か。 耳に入ってくる声は基本的に否定的である。小泉政権期、メディアは実に多くの不吉な言葉が生みだした。そんな空気につられて、とは思いたくないが、僕も小泉政権のやってきた『改革』に対して否定的なイメージしかもっていない。そして様々な数字が、日本の現状を『苦境』であると示していることからも、的外れなイメージでは無いと思っている。そして今、政治の世界で一番の争点は改革によって穴のあいた日本経済をどう立て直すのか?ということである。 立て直すのは大いに結構である。だが、もし日本を立て直すということが、官僚体制を強化するということなのであれば、それもまた受け入れ難い話だ。福田→麻生内閣を構成を見てみると、そのような空気がある。いままた官僚を強化することは、腐ったものに蓋をするようなものであり、もう日本経済なんて発酵しちゃうんじゃないかと思ってしまうのだ。(発酵とはもちろん『発酵した方がおいしくなる』という意味での発酵ではない。)ここで官僚構造に対する反省を忘れることは、かなり危険であると思う。 だからなんだ、と言われたら、次の言葉はないのだが、勉強不足を棚に上げるしかないのだが、やはり国民から選ばれた政府が国を主導してこそ政治であって、官僚が国を動かしたらいったい選挙の意味って何なのと、鬱にりそうで嫌なのだ。政府主導の姿勢を見せたこと(またそれができる政治家がなかなかいないのを示した)、それが小泉政権の評価されるべき点である。(ただ官僚の代わりに経団連が出てきたという有名な話もある。だから、もう、勉強せんとね。)
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