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天使の骨 王寺ミチルシリーズ2

定価 ¥1,389
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/ |
発売年月日 | 1995/10/01 |
JAN | 9784022568885 |
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天使の骨
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
図書館。作者の本にハマっているため。 続き物の真ん中部分だったのか!とあとがきで気づいたけれど、前作を読まなくてもある程度楽しめた。中盤までは、今まで読んできたものほど熱中しなかったが、久美子さんが出てきてからはサクサク読めた気がする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
恐らく王寺ミチルはFtXなんだよなぁ。 男性でもあるけれども、女性的な一面も しっかりあるのよ。 でもね、彼女(彼のほうがしっくりくるかね)は 劇団を持っていたころ、 本当に自由奔放なほど暴れたみたい。 背中の傷の真相聞いて「うわーっ」とおもったわよ。 そんな彼女は劇団をたたみ、 あてもなく人生を這いずり回っていたけど 死にに行くためにあてもない旅に出ます。 大量に付きまとう天使たち(?)を連れて。 旅の中で多くの人と出会い、 だんだんと劇団の人としての顔を 取り戻していくとともに、 彼女とともに泣き笑いできる パートナーも見つかりますが… そして最後は… いい場面だよね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
中山可穂さんの書く魅力的でどうしようもない女性像がとても好きだ。著者で本を選んだのは二人目。本も旅も人との出会いから自分には無い価値観をもたらしてくれるので好きだ。本には薬で堕ちたり下痢で死にかける危険はないけれども。 冒頭から物語終盤まで王寺ミチルさんは死んでしまうのだろうとずっと思っていた。稲葉久美子さんに恋をして芝居をもう一度やりたいと思う気持ちはどれ程のものだったんだろう。読み終えてからこの話が二作目であることを知ったけれど、芝居をしているミチルさんを知っていたら受ける印象は変わるのか。あとがきのおすすめ通り前作を読んでみたいと思いました。 久美子さんと海辺でタンゴを踊るシーンが素敵です。「ひとたびの接吻には、ただ一度だけ接吻を返すのがいちばんよい」セックスよりも心打たれるキスは、フランソワと同じように二人を祝福したい。
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