眼球綺譚

綾辻行人(著者)

• 内容紹介: 内容:再生.呼子池の怪魚.特別料理.バ-スデ-・プレゼント.鉄橋.人形.眼球綺譚
• 販売会社／発売会社: 集英社/
• 発売年月日: 1995/10/30
• JAN: 9784087741667

商品レビュー

2024/10/16

再生　　⭐︎
お父さんって言った時点でドン引き
気持ち悪い

呼子池の怪魚　⭐︎⭐︎
釣った魚が別の生き物に変化していく話
それだけ。何も感じるものはなかったし
何が伝えたいのかも分からなかった

特別料理　⭐︎⭐︎
おえっ
最後、、、怖

バースデープレゼント　⭐︎
意味不明

鉄橋　⭐︎⭐︎
怖くないよ

人形　⭐︎⭐︎
人形と定期的に入れ替わってるんだね。ふーん

眼球綺譚　⭐︎⭐︎⭐︎
親の愛
自分が由伊だったら地獄

全体の感想
由伊って子の人生を描いてるのかと思ったけど
それにしてはおかしい、年齢とか色々合わないな
最後にスッキリするのかなと思い
モヤモヤのまま終了
あとがき読んで、別人かい！！ってつっこんだわ

怖くないし、評価低いけど
何故か読む手は止まらない。不思議

2022/08/14

ホラー短編集。 七つのお話全てに「由伊」という女性が出てくるけど、それらは全くの別人らしい。 再生、呼子池〜はまだまだ恐さは無かったけど、特別料理以降がもう急斜面駆け降りるみたいに、ホラーに落ちる落ちる。 いやでも、最後の眼球綺譚に出てくる眼はどんなのだか、気になります。

2020/12/06

我が家で絶賛ブレイク中（笑）の綾辻行人氏の初期短編集。遥か昔に読んだことあったけど、一つを除いて全く覚えてなくて楽しめた。
てか、なんで全員ユイなんだ？そこだけめちゃくちゃ気になるんだけど（笑）

以下、ネタバレ含む作品ごとの感想

再生→ラストにびっくり。オチが秀逸なグロエロ？ホラー。館シリーズ習得組には「祝福された身体」に無駄にテンション上がる。ダリア様！！（笑）

呼子池の怪魚→コメディ寄りのホラー？流産と結び付けたらまぁまぁ怖いかもやけど、どっちかっていうと「次は何？」的なワクワク感があった（笑）ラストは綺麗。

特別料理→二十五年以上前に読んだ話やのに、これだけは覚えてたわ（笑）それぐらい初読時も衝撃を受けたグロ小説。もうずーっと顔顰めて読んでたわ。眉間シワシワ。
コレはオチも読める。なんちゅーか、気持ち悪い描写を楽しむ系？（なんじゃそりゃ）

バースデープレゼント→世にも奇妙な物語でやりそうな話。１２人からのプレゼントシーンとか完全にそれ。コレもオチは最初から読めたんで特に。

鉄橋→そうきたかーって感じ。やっぱりリアルな不幸を話のネタにしたらあかんよな、と思う。
てか、剛田くんはジャイアンモデル？

人形→ラストのオチにおおっ！となった。繰り返していたのかぁ。

眼球奇譚→最後まで読むと、綾辻さんらしいミステリー。でも途中はまぁまぁ気持ち悪いホラー（笑）サキタニユイがいちばん印象的に使われているような気はするし、私はコレ好きだな。ホラー部分より、ラストのどんでん返しが。しっかり騙されたわ。楽しい。