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あの夏
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あの夏

ガブリエル・バンサン(著者), もりひさし(訳者)

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あの夏

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブックローン出版
発売年月日 1995/11/01
JAN 9784892386077

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2025/10/12

くまのアーネストおじさんとねずみのセレスティーヌシリーズの絵本。 幼いセレスティーヌがかけがえのない大切な親友、カズーの”死”と向き合います。 169ページにわたる、繊細で力強いデッサン。 心ゆさぶられるお話。 私にとってかけがえのない本です。

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2024/10/20

第三者視点での解説(アーネストはxxと感じていました、等)が一切ないため、各シーンを絵とセリフで想像しながら読み進めた。また、アーネスト自身の嫉妬や飲み込めない思いも描かれていて、養育者にもいろんな思いがあることを実感した。身近な親愛なる人との別れはなかなか飲み込めないよなぁ。 ...

第三者視点での解説(アーネストはxxと感じていました、等)が一切ないため、各シーンを絵とセリフで想像しながら読み進めた。また、アーネスト自身の嫉妬や飲み込めない思いも描かれていて、養育者にもいろんな思いがあることを実感した。身近な親愛なる人との別れはなかなか飲み込めないよなぁ。 絵本というよりは児童文学に近くて、大人も楽しめる絵本なのかなという印象。

Posted by ブクログ

2014/03/22

なんと150枚を超えるモノトーンのデッサンで描かれた絵本? 大きな物語を読んでいるようです。 アーネストとセレスティーヌにとって、とても大切なカズーの病、そして死。カズーのことが心配でたまらなく不安なアーネスト。まだよく理解できず、カズーの元へ何度も通いたがるセレスティーヌ。 ...

なんと150枚を超えるモノトーンのデッサンで描かれた絵本? 大きな物語を読んでいるようです。 アーネストとセレスティーヌにとって、とても大切なカズーの病、そして死。カズーのことが心配でたまらなく不安なアーネスト。まだよく理解できず、カズーの元へ何度も通いたがるセレスティーヌ。 「わたしになにもおはなしてくれないし、やっぱりカズーはよくならないのね」 「こたえてくれないのね、アーネスト」 「もしカズーがいなくなる日がきたら、野原にいってはなをつんでかざってあげよう」 「カズーといしょに行った場所に、ピクニックに行こう」 そして、その日、ぼくはできるだけやさしく セレスティーヌを抱いて なぐさめました。 大切な人の死、それでも楽しかった思い出を確かめながら、記憶の中にいつまでも残されていきます。

Posted by ブクログ