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建築-宿命反転の場 アウシュヴィッツ-広島以降の建築的実験
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建築-宿命反転の場 アウシュヴィッツ-広島以降の建築的実験

荒川修作(著者), マドリンギンズ(著者), 工藤順一(訳者), 塚本明子(訳者)

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建築-宿命反転の場 アウシュヴィッツ-広島以降の建築的実験

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水声社/
発売年月日 1995/04/10
JAN 9784891763077

建築-宿命反転の場

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2016/04/01

エンパイア・ステート・ビルディングから飛び降りる思考実験からはじまる論考。 精神分析医は、患者の過去の痛ましい記憶を想起させて、現在の経験のあり方を再編させることで治癒させるが、患者は何が起きたのかわからないし、医者も自分の治療について何も語り得ない。もし語ったとしても、自分の...

エンパイア・ステート・ビルディングから飛び降りる思考実験からはじまる論考。 精神分析医は、患者の過去の痛ましい記憶を想起させて、現在の経験のあり方を再編させることで治癒させるが、患者は何が起きたのかわからないし、医者も自分の治療について何も語り得ない。もし語ったとしても、自分のやったこととズレが生じてしまう。 ここで起きていることは、過去の現象を思い起こすことで、経験の中に入っていくという行為である。 ここでの意識は、知るという働きではない。場所を保持する、スキマを開く、躊躇する都という働きである。 つまり、過去をもう一度構築するためにその場を作る。 意識を位相化する。 ここで語られるのは、ランディング・サイトの3形態である。 知覚の降り立つ場 イメージの降り立つ場 建築の降り立つ場 荒川は、このような経験を都市に生きる全ての人間が実行するべきだと語る。 人間はまず宿命にもう一度入り込んで、いかに、そしてなぜなのか、ついにはきちんと知りえないようになっている宿命の中で、自分を位置づけし直さなければならない。(P23)

Posted by ブクログ

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