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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1995/04/10 |
JAN | 9784093871167 |
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カラカウア王のニッポン仰天旅行記
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カラカウア王のニッポン仰天旅行記
¥1,540
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
以前読んだ「世界を知る101冊――科学から何が見えるか」で紹介されていた本。 科学とは関係無く、1881年に当時のハワイの王様だったカラカウア氏が随員のアームストロング国務大臣、侍従長のチャド氏、王付きの従者ロベルト氏などを引き連れて、世界一周の旅に出かけた時の様子を、アームスト...
以前読んだ「世界を知る101冊――科学から何が見えるか」で紹介されていた本。 科学とは関係無く、1881年に当時のハワイの王様だったカラカウア氏が随員のアームストロング国務大臣、侍従長のチャド氏、王付きの従者ロベルト氏などを引き連れて、世界一周の旅に出かけた時の様子を、アームストロング氏がつけていた日誌を元に一冊の本にしたもの。 当初ポリネシア人の島だったのが、太平洋の要所ということでアメリカの影響を濃く受けていた。 1778年には30万人いたポリネシア人が白人によってもたらされた病気のため、100年の内に45000人以下に減ってしまい、大きな産業だった砂糖きび農場で働く人も足りなくなったことや、アメリカとの不平等条約などもあり、カラカウア王は、世界一周の旅の中で労働者の呼び込みや、何と日本の皇族と姪のカイウラニ姫を結婚させて、アメリカの属国化から逃れようと考えていた。 これについてはやんわりと断られたものの、日本での歓待については大層喜ばれていたよう。この時の日本が行った接待費は、現在で言えば数億円。外務省予算の7%もつぎ込んだようだ。 面白いのは、アームストロング氏の王を小馬鹿にした言い方。そして、そうむきにならない王のおおらかさ。 もしかしたら荒俣宏さんと樋口あやこさんの、翻訳がうまいこともあるかも。 当時の日本の写真や風俗も誨見え、これも興味をひいた。
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世界で最初に世界一周の旅をした王様はハワイの王様。好奇心旺盛なカラカウアがお供をちょっとだけ連れて旅立った。その従者の1人が書いた記録。欧米は技術はすごいけど、中身が薄っぺらだということに、カラカウア王もアジア諸国の元首なども気づいていた様子。日本−ハワイの友好条約、ロイヤルファ...
世界で最初に世界一周の旅をした王様はハワイの王様。好奇心旺盛なカラカウアがお供をちょっとだけ連れて旅立った。その従者の1人が書いた記録。欧米は技術はすごいけど、中身が薄っぺらだということに、カラカウア王もアジア諸国の元首なども気づいていた様子。日本−ハワイの友好条約、ロイヤルファミリーの縁組が成っていたら、歴史はどうなっていたことやら。 2009/2/12 読了。
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実は国を滅ぼさないように必死だったんだと思いますよ、この王様。 その王様の様子を、雇われ西洋人がコメディータッチで見下しながら描きます。
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