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真夜中の彼女たち 書く女の近代
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1995/06/25 |
JAN | 9784480823199 |
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真夜中の彼女たち
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真夜中の彼女たち
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樋口一葉、羽仁もと子、与謝野晶子、林芙美子、岡本かの子、幸田文。 名前を並べただけでも早々たる顔ぶれ。文学研究者・金井景子さんが彼女たちがなぜ物書きになったのかを鋭い切れ味でドラマティックに分析している。 第2章「針のゆくえ」は、近代日本初の職業作家である樋口一葉がなぜ筆を持ち始...
樋口一葉、羽仁もと子、与謝野晶子、林芙美子、岡本かの子、幸田文。 名前を並べただけでも早々たる顔ぶれ。文学研究者・金井景子さんが彼女たちがなぜ物書きになったのかを鋭い切れ味でドラマティックに分析している。 第2章「針のゆくえ」は、近代日本初の職業作家である樋口一葉がなぜ筆を持ち始めたかを描いたもの。 小学校高等科第四級を主席で卒業するほどの才媛でありながら、母の反対により上級学校進学を断念せざるをえなかったことや、父が突然多額の借金を残して亡くなってしまうこと、裁縫が苦手だったことで、明治時代の花形職業であった裁縫師にもなれず、「真夜中」の中で必死にもがくために職業作家の道を選んだのだ。 彼女が作家として活動したのはたったの14ヶ月。その短い月日の中で、森鴎外も絶賛するほどの名作を残すのだが、24歳という若さで、結核でこの世を去ってしまった。 「夜明け前」どころか「真夜中」に自分の道を模索していた一葉。針を動かす妹の手を見つめながら、何を思ったのだろうか。
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