- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1222-01-07
スーラ トニ・モリスン・コレクション
定価 ¥2,136
660円 定価より1,476円(69%)おトク
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1995/06/30 |
| JAN | 9784152079299 |
- 書籍
- 書籍
スーラ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
スーラ
¥660
在庫なし
商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ボトムという黒人たちの町。その町にずっと暮らしているネルと引っ越して来たスーラの二人の少女の物語。 という説明を読んで、ワクワクと本を開くと最初はボトムで行われた自殺記念日の話だった。スーラは?ネルは?どこにいる?? 訳者あとがきに書いてあったのと違う……と思いながら読み進めた。 スーラとネルが出てくるのは自殺記念日……町の説明の後。でも、物語はネルが中心ではなくて母親とその母親との確執。ネルが育ったのは、厳格な母親の元。 次に出てくるのもスーラの祖母の話が中心で、祖母が中心の家だったということが分かる。 スーラの祖母エヴァは一本足でそれについては何があったのかはわからない。噂だけが飛び交う。けれど、人々から信頼されていて、祖母の家には多くの人がやってきて住み着いた。 ある時、息子が戦場から帰って来たけれど、トラウマから酒浸りになり、さらには薬までやっていることをみつけた。祖母は息子を焼き殺す。 一つ目の罪は『エヴァが息子を焼き殺した』こと。 その次はスーラとネルが男の子をはずみで殺してしまう。 二つ目の罪は『スーラとネルが男の子を助けなかった』こと。 この二つの事件が他の物事にもじわじわと影響を与える。 一つ目の罪は家族内で気が付いてしまった人がいる。スーラの母親だ。それをエヴァに問いただした後、スーラの母親は事故で燃えて死んでしまう。スーラは母親が燃える姿を見ていた。 二つ目の罪は長く二人だけの秘密だった。この秘密が二人を強固に結び付けていたようにも見えたけれど、それはスーラがネルの夫と寝たことで変わってしまう。 ネルは最後までスーラに恨みと愛を抱いて終わる。 この他にも町で起こる小さなことや、それぞれの疑惑とすれ違いが起きている。 正直、要素が多すぎ。群像劇は疲れてしまった。 黒人の文化と価値観に人種差別、男女差別、悪(罪)のとらえ方など、理解が追い付かない。 祖母が息子を殺すのも『息子が苦しんでいるから殺す』ではなくて、何と言えばいいのか……「悪しきものに染まった?」うーん。それも違うのかな。「戻ってこない事を知った」みたいな感じかな。家には戻って来たけれど、元の……戦争に行く前の時間には戻れない。でも、エヴァには息子が『私の子宮に戻りたがっている』ように見えた。だから、殺したという告白になっている。戻りたいけど、戻れないから息子は薬にまで手を出したんだ……という理屈だったのかなと思う。理屈というより価値観だから、説明すればするほど『ズレ』が出るんだろうけど。殺すことが悪ではないという価値観はよくあること。ただ、『火をつけて焼き殺す』だったのはキリスト教の影響なのかなと思った。 その次のスーラとネルが男の子を見殺しにしたというのは……年齢は12歳というのを考えると、『水から上がって来ると思った』というのはありそう。自分で上がって来ると思って待ってたのに、出てこなかった。そのまま沈んで怖くて逃げだした。ということなら、まだ分かる。でも、スーラはこれを『面白い』と感じている。その後の母親が燃えているのを見ていただけだったのも『踊ってるみたいで面白い』と思ったから。 スーラはかなり自由というか、変わり者すぎてこうなのかな……と思って読み進めたら、実は違ったみたいな事が後半になってわかってくる。大半の人が感じるようには感じていない。けれど、それを寂しいとも思っている。だから、好きにさせてくれて楽しんでくれるネルが好きだった。ネルの夫と寝たのも、ネルが喜んでくれると思ったから……ということが後になって書かれている。でも、ネルはそれが理解できない。子供時代を過ぎて、大人になったネルは社会で生きるための価値観を身に着けてしまったから。そして、スーラは大人になってもそれを身につけることが出来なかった。 2人の少女の友情モノではあるけど、『受け入れられないもの(悪)を、どう扱うのか』というテーマもあって、そういう話があちこちに出てくる。黒人の社会ではそれらは『ただ、距離を取って置いておくだけ。自分がそれに近づきすぎないように気をつけながら』というような事が描かれている。ここでの悪はスーラで、町の人たちは人の夫を寝取るスーラを嫌っていた。ただ、スーラがいることでスーラに捨てられた夫に優しくもしていたし、子どもたちにもスーラが何かをしないように気を付けてみていた。 それが、スーラが亡くなった途端、町の人たちは夫や子供を無碍にして最終的には……というハーメルンの笛吹のような町の人の終わりも書かれてる。
Posted by 
ファンタジー要素は一切ないのに比喩に比喩を重ねた文体で、わりと作中で不幸なことが起きてもマイルドにされてしまう。 集団に馴染めなかった女とかつての親友を中心にした女たちの話だった。
Posted by 
ネルとスーラはお互いを通して自分を見つめている感じがした。ボトムには多種多様な悪、嫌悪みたいなのがあって、これは日本人には非日常な理解しがたい背景があって、読み進めるのが困難。善悪と友情がテーマだったけど、普通だったらしないよね、常識的に考えて〜、みたいな悪でわかりにくい。そもそ...
ネルとスーラはお互いを通して自分を見つめている感じがした。ボトムには多種多様な悪、嫌悪みたいなのがあって、これは日本人には非日常な理解しがたい背景があって、読み進めるのが困難。善悪と友情がテーマだったけど、普通だったらしないよね、常識的に考えて〜、みたいな悪でわかりにくい。そもそもそれも善なのか?という気もする。ただこんなに違う価値観ならわかり合うのは難しい、どれだけ好きな友達だとしても
Posted by 
