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長崎の鐘 アルバ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンパウロ/ |
| 発売年月日 | 1995/04/01 |
| JAN | 9784805664056 |

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商品レビュー
4.3
21件のお客様レビュー
原爆の恐ろしさ生々しさを想像させられる文章力に感動した。あっけなく死んでいく仲間達や戦争に負けた時の悔しさの表現にこちらの目にも涙が溜まってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
浦上の原爆投下直後の様子=怪我人の救護、火事からの退避、原子病の進行など、永井隆と彼を取り巻く大学の学生や看護師や同僚たちの活動を記録している。自身も負傷し、こめかみからの出血多量で卒倒したりしながらも、原子野を歩き、患者を訪ねて手当てして回る筆者たちもすごいけど、その症例を見ながら専門的学術的な議論を交わしていく彼らは本当に科学者・真理の探究者であり、まず永井隆自身、こういう科学と医学の将来のための貴重な資料として自身や患者を観察してこの記録を残しているところがすごい。昔読んだ時はこの物理的な話が全く入ってこなかったけど、改めて読むとそこも含めて興味深かった。日本は敗れて科学が勝利した。復員してきた学生が、自分はまだ戦えると息巻くのに対し、なぜ日本が負ける前にその力を出し尽くさなかったのか、自分は財産も妻も全てを無くしながらも患者を救うために全てを出し尽くしたからいっそ悔いがないと語っていたのが印象的だった。自分は無一物になったが、戦争成金も一部いて、そういう戦争で儲かる人たちがこの学生のような人を煽ってまた戦争を始めようとするから気をつけなさい、というのが、まさに今現実化しようとしているようで。 浦上の原爆とキリストの十字架を重ねている合同祭の慰霊文もとても印象深かった。互いに愛し合うことをせず憎み合い殺し合う、罪深い人間の贖罪として、罪のない浦上の主任司祭以下八千人の霊魂を神は召したのだと。だから亡くなった人は天罰が当たったとかでは決してなくて、犠牲者は生贄の神の子羊であり、生き残った者こそ生贄に値しない罪人なのだから、まだこの世で務めを果たさなければならない。 医学的な話、物理の話もよく出てくるし、器械も担架もなく薬も包帯も足りない状況で、迫り来る火の中、数えきれない傷病人をどうするか、とか、自分も限界な中で患者を訪ねて回る姿とか、医師になりたい人には読んでほしいし考えてほしい一冊だと思う。
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原爆が落とされた時の様子がわかる。 悲惨な中でも、医療従事者としての役割を果たそうとする姿に胸打たれる。 竹槍と原子力を比べるところ、 敗戦してもなお、やり返すことを考えてる人を諌めるところ、 原子時代、この力をどう使うかは私たちにかかっている。
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