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少年と悪魔と離婚 文春文庫
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少年と悪魔と離婚 文春文庫

リチャード・フリード(著者), 加地美知子(訳者)

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少年と悪魔と離婚 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1995/04/10
JAN 9784167309527

少年と悪魔と離婚

¥220

商品レビュー

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2018/09/24

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第三十三回 ・・・ 第三十三回 「少年と悪魔と離婚」 ・・・ これ、正確にはミステリーとは言えないと思うけど、一つの問題というか謎の解決のしかたが鮮やかなんで、ミステリー好きな人は面白いと思う。 1970年代、アメリカは40代の親はヤッピー(成...

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第三十三回 ・・・ 第三十三回 「少年と悪魔と離婚」 ・・・ これ、正確にはミステリーとは言えないと思うけど、一つの問題というか謎の解決のしかたが鮮やかなんで、ミステリー好きな人は面白いと思う。 1970年代、アメリカは40代の親はヤッピー(成金の金持ちだけど精神的には成熟してない人たちね)になり、その子どもたちが問題を抱えたのでヤングアダルト小説が生まれた、というのが背景……。 両親は離婚騒ぎでお互い相手憎しの状態……。 毎日のようにこの家は私のだ、俺のだ、と争い、あげくのはては相手にとられまいとヨットのマストまで折る始末……。 で、そのあいだどっちも自分を欲しいといってくれないのに絶望した息子がテレビで訴訟に負けたことがないんで、悪魔、とあだ名のついてる弁護士を見て、自分を守ってくれ、と依頼する、という話です。 さて、この弁護士がなぜ、子どもの依頼を引き受けたのか、という謎と、どうやってこの親たちと決着つけたのか、の二つの謎が解かれます。 いまはどっちも答えが出てるからそうだよね、だけど、出版された当時は、おおっ!! となった作品……。 文章うまく、翻訳うまく、読みやすいのに小説読んだ~、という満足感(最近、むずかしいよね、これ)を味わわせてくれる逸品です。 2018年09月25日

Posted by ブクログ

2009/01/12

結婚するより離婚する方がずっと大変そう。数年前に一度読んだのですが面白かったので再読。最初の印象に違わず、二度目も大変面白かったです。10歳の少年ジャスティンの両親スキップとギャンブルが離婚を決意します。それにより振り回されるジャスティン。両親ともにジャスティンのことは大事に思っ...

結婚するより離婚する方がずっと大変そう。数年前に一度読んだのですが面白かったので再読。最初の印象に違わず、二度目も大変面白かったです。10歳の少年ジャスティンの両親スキップとギャンブルが離婚を決意します。それにより振り回されるジャスティン。両親ともにジャスティンのことは大事に思っているしできる限り最良の方法を選ぼうとしているのですが、ふた親が別れずに一緒に居てくれることが最大の望みのジャスティンは傷つくばかり。そんなジャスティンが、テレビで見た<悪魔>という異名を持つ離婚を専門とする最強弁護士、ウェルド・ペニーワースに助けてほしい、と手紙を書きます。読後感はさわやかですが、単純なハッピーエンドでもないし、子供だましの話でもないです。この作家のほかの作品も読みたいのですが、訳されてないみたいで残念。。。

Posted by ブクログ

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