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ナチズムの記憶 日常生活からみた第三帝国 歴史のフロンティア
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ナチズムの記憶 日常生活からみた第三帝国 歴史のフロンティア

山本秀行(著者)

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ナチズムの記憶 日常生活からみた第三帝国 歴史のフロンティア

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 1995/07/30
JAN 9784634480704

ナチズムの記憶

¥1,210

商品レビュー

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2024/04/14

日本人の社会学者の執筆でこれだけナチズムについて初いう際に文献だけで調べられたのは見事である。農村と炭鉱町をそれぞれひとつずつ取り上げて、そこがどのようにナチズムを受け入れていったかについて説明している。さらにユダヤ人についても、いきなりではなくてそれ以前のユダヤ人排斥運動と関連...

日本人の社会学者の執筆でこれだけナチズムについて初いう際に文献だけで調べられたのは見事である。農村と炭鉱町をそれぞれひとつずつ取り上げて、そこがどのようにナチズムを受け入れていったかについて説明している。さらにユダヤ人についても、いきなりではなくてそれ以前のユダヤ人排斥運動と関連付けてもいる。こうした状況は戦争を受け入れた日本の農村と炭鉱町に共通のことがあるかもしれない。捕虜の強制労働についても記載している。

Posted by ブクログ

2015/10/29

ナチスが大々的に宣伝した客船による海外旅行に参加できたのは、1934年から39年までに、およそ75万人だった。しかし労働者は、そのうち10万人にすぎなかったと言われている。労働者のための船旅と言いながら、実際に参加しているのは、経済的に余裕のある階層が中心であった。労働者の「歓喜...

ナチスが大々的に宣伝した客船による海外旅行に参加できたのは、1934年から39年までに、およそ75万人だった。しかし労働者は、そのうち10万人にすぎなかったと言われている。労働者のための船旅と言いながら、実際に参加しているのは、経済的に余裕のある階層が中心であった。労働者の「歓喜力行団」の旅行の中心を占めていたのは、海外旅行よりも安くて、短い旅行の方だった。例えば1938年に歓喜力行団が取り扱った旅行者数は、ほぼ850万人であった。特に人気があったのはボーデン湖、ハルツ、ミュンヘンのオクトーバーフェストなどである。労働者にとって豪華客船による海外旅行はまだ夢でしかなく、実際には日帰り旅行か週末の一泊旅行がせいぜいのところだった。

Posted by ブクログ

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