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反逆(3) 遠藤周作歴史小説集-反逆
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反逆(3) 遠藤周作歴史小説集-反逆

遠藤周作(著者)

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反逆(3) 遠藤周作歴史小説集-反逆

定価 ¥2,990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1995/09/05
JAN 9784062618038

反逆(3)

¥990

商品レビュー

3.5

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2020/11/02

遠藤周作の歴史小説3部作のはじめて読んだ。 司馬遼太郎の戦国物はずいぶん読んできたが、 遠藤周作はこれまで素通りしてきた。 司馬遼太郎と比べるのもおこがましいが、 女性性の柔らかさとしなやかさを感じた。 700頁に近い長編だったが、 その書きぶりにどんどん引き込まれた。 摂津茨木...

遠藤周作の歴史小説3部作のはじめて読んだ。 司馬遼太郎の戦国物はずいぶん読んできたが、 遠藤周作はこれまで素通りしてきた。 司馬遼太郎と比べるのもおこがましいが、 女性性の柔らかさとしなやかさを感じた。 700頁に近い長編だったが、 その書きぶりにどんどん引き込まれた。 摂津茨木城主となった戦国大名荒木村重、 キリシタン大名高山右近、 家臣の中川清秀、 重臣佐久間信盛父子への信長の追放 そして明智光秀、 明智光秀を助けなかった細川藤孝・・・。 冷徹な絶対的強者、信長を中心に、 反逆した戦国武将達を描く。 なんともはや、男の心というべきか、 (女はみんな強く描かれているし・・・) その弱さや悲しさを、決して責めていないところが 狐狸庵先生ならでは。 先祖伝来の土地と民を守るために、 裏切りに裏切りを重ねる「一所懸命」。 まさに、反逆の時代に生きた男たちだ。 今風に考えれば結局、 秀吉が賢かったってことになっちゃうのかな。 それもまた、なんだなぁ。 「決戦の時」「男の一生」「宿敵」も読まねば。

Posted by ブクログ

2013/10/11

織田信長くんに対して反逆した荒木村重さんと明智光秀さんについての歴史小説。 村重さんは、織田傘下に下ったときに刀でお餅を「あ~ん♪」と食べさせられたことをずっと根に持っていた。 光秀さんは、自分への寵愛が秀吉さんに移るのを感じて、前々から思っていたクールな信長くんの恐怖にひきつ...

織田信長くんに対して反逆した荒木村重さんと明智光秀さんについての歴史小説。 村重さんは、織田傘下に下ったときに刀でお餅を「あ~ん♪」と食べさせられたことをずっと根に持っていた。 光秀さんは、自分への寵愛が秀吉さんに移るのを感じて、前々から思っていたクールな信長くんの恐怖にひきつった顔が見たい…って気持ちがヒートアップした。 光秀さんはまだ良いとして、村重さんほうはかなり中途半端な人物に描かれていました。 気持ちはわかるけど、ちょっと無計画すぎるんじゃないの? この2人が連携してたわけでもなく、だったらそれぞれについて別の本で描いてくれればいいのに…って感じだったよ。

Posted by ブクログ

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