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きらめく中世 歴史家と語る
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有隣堂/ |
発売年月日 | 1995/08/10 |
JAN | 9784896601305 |
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きらめく中世
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きらめく中世
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永井路子氏と歴史学者たち12人とのの対談集。 雑誌「有鄰」295号(1992.6.10発行)~329号(1995.4.10発行)で7回対談。 1 源氏三代と東国武士団の結びつき(295号1992.6.10) 初回は頼朝の征夷大将軍、実朝誕生の800年ということで、源氏三代と東...
永井路子氏と歴史学者たち12人とのの対談集。 雑誌「有鄰」295号(1992.6.10発行)~329号(1995.4.10発行)で7回対談。 1 源氏三代と東国武士団の結びつき(295号1992.6.10) 初回は頼朝の征夷大将軍、実朝誕生の800年ということで、源氏三代と東国武士団の結びつきなどを対談。 永井:後継者をちゃんと示すのはとっても大事。平安朝でも天皇よりも、むしろ皇太子を誰にするかの争い。頼朝がもっと早く「おまえだ」と指名して、スタッフもちゃんとすればいいんでしょうが。 五味文彦:それは確実だったと思うんですけど、ただ、実朝にも心を動かしていたんじゃないのかな。下のほうがかわいいというのはあります(笑) 2 頼朝を支えた相模の武士団(124号 1978.3.10) 永井:今は車があって陸上交通がとても便利だが、当時は海が非常に便利なルートだった。 安田元久:12世紀の末という時期から考えると、土屋の三郎など史料に名前が出てくる連中は、わかりやすくいうと大地主で、けんかの強いヤツなんです。ちょっと変ないい方をすると、ヤクザの親分みたいな者ですね。 永井:言ってみれば、何々組ですね。 安田:だから当時の合戦は、そういう出入りなんですよ。戦国時代とごちゃまぜにされていますが、地域をとるなんていうことではなくて、よその縄張りの強いヤツをやっつけるという戦いなんです。 5 文学作品にみる中世鎌倉(301号1992.12.10) 筧雅博:この時代に、主人が1人だけの武士はもしかしたら例外的な存在かもしれません。二人も三人も同時に主人を持っている。 永井:兼参ですね。 筧:武士のみならず、平安時代の中級官人も何人かの主人を持っている。 永井;「十六夜日記」「問わず語り」の筆者たちは、完全に京都の眼で見ている。 梶原正昭:やはり武士たちに対する蔑視がありますね。 6 中世の女たち(308号1993.7.10) 峰岸純夫:永井さんの仕事を歴史の方から見ると、乳母論と後家論があると思いました。永井さんがお書きになったころ(「炎還」1964「北条政子」1969 あたり?)の学界の状況は余りそういう視点がなかったので、それを永原慶ニさん、石井進さんが援用して、鎌倉幕府の権力構造の中に乳母が持っている役割を明らかにした。 もうひとつは後家論ですが、後家や後家尼が持っている大きな権力についても研究者の間で話題を呼んで、続々そういう研究が出て来た。永井さんはそれを見とおされてやったのでしょうか。 永井:そういう知識があったわけではなく、地を這っていく虫のように史料を読んで、「どうしても、こうとしか思えないわ」ということを書く。それが、どう歴史的な意味を持つか、というまでの意識がないんです。・・あとで先生方に教えていただくと「なるほど私の書いたのはこういうことだったのか」と思ったりするわけです。 1995.8.10発鄰行 図書館
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歴史対談 永井路子先生の博識さと見解は歴史学者にも堂々と渡り合える本物ですな 歴史学会で小説家などは学者から歯牙にもかけられないと倉山先生が言っていて、その唯一の例外が永井路子先生だとか!
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5/25 学者先生は逃げず、とぼけず、はぐらかさず、真面目に永井さんの問いに答えろ。 恥を知れ。
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